エゴグラムを深掘りする-その8「親との触れ合い」 | 問題意識の教材化(MIK)ブログ

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今日の一日一読は第二章「エゴグラムの構成」の「3 触覚」までです。今回の触覚は「交流」という意味で重要な要素であって、人間は生まれた瞬間からこの触覚を使っているので、自我状態にも影響を及ぼすことがよくわかりました。


特に幼少期に親からどのような触れ合いがあったかで子どもに与えるものが多いことに気づかされました。たしかに日常的に「抱く」行為をしていた親子とそうではない親子では人格形成にも違いとして現れるんだと思います。親から抱かれた経験が乏しければ、大人になってから、自分から抱くことが少なくなることは明らかなので、負の再生産、下手すると、より悪い負のエネルギーとして受け継がれていく可能性もあります。


やはり子どもの健全な生育環境という面ばかりではなく、一人ひとりのキャリア形成という観点でもエゴグラムはもっと見直される必要があると感じました。