心を深掘りする-その21「比較認知科学と擬人主義」今日の一読は第13章の最後まででした。フーコーの内容があったのですが、擬人主義との関わりが述べられておらず、認知科学への流れで捉えられていたので、いったんスルーしました。渡辺先生は比較認知科学の登場によって、「ヒトの脱中心化」が起こり、擬人主義が終焉したという結論でした。ただし、終わりの方があまり締まりのない感じになっていて、まだ擬人主義に関して含みがあるような予感がしています。西洋がたどり着いた科学的考察を通じて、本当に擬人主義が乗り越えられるのかは丁寧に見ていきたいです。