4月9日の一読は前回の続きで、「(2)減少する日本の親密ネットワーク」までです。ここでは日頃から親しく付き合っている方はどのくらいいますかという質問に対する回答が取り上げられていました。本書では特に日本人の変化が紹介されていたのですが、予想通り、時が経過するにつれて、親しい間柄を持つ関係性は低くなっているようでした。
ただ注意しないといけないのは、たしかに親しく付き合っている人がいないと答えた人が増えている一方で、1〜2人と答えた人も増えていることです。このことを前向きに捉えれば、ベストフレンドと呼べる存在が増えているという風にも言えるかもしれません。
単純に人の数だけではなく、質にも目を向ける必要があると感じました。