『日本人の考え方 世界の人の考え方』その64「親しい話し相手は減ってきたのか?」 | 問題意識の教材化(MIK)ブログ

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今の「学び」を「〇〇のため」で終わらせずに、「〇〇とともに」にしていくために、問題意識を教材化して、日本の教育システムで閉ざされたものを開き続けます。



4月9日の一読は前回の続きで、「(2)減少する日本の親密ネットワーク」までです。ここでは日頃から親しく付き合っている方はどのくらいいますかという質問に対する回答が取り上げられていました。本書では特に日本人の変化が紹介されていたのですが、予想通り、時が経過するにつれて、親しい間柄を持つ関係性は低くなっているようでした。



ただ注意しないといけないのは、たしかに親しく付き合っている人がいないと答えた人が増えている一方で、1〜2人と答えた人も増えていることです。このことを前向きに捉えれば、ベストフレンドと呼べる存在が増えているという風にも言えるかもしれません。


単純に人の数だけではなく、質にも目を向ける必要があると感じました。