夫は、昨年末で31年勤めた会社を辞めて
2月1日から新入社員生活をスタートしました。
現実主義の堅実派、日本人らしい人ですが、
実は超楽観的思考も併せ持ってる。
今回の早期退職決定からの彼の考え方や受け止め方、その後の行動を見てると、私も驚くほどのポジティブマンでした。
新しい会社の社長や職場の方たちとも今のところ上手くいってる模様。
いやまー、まだ10日も経ってないけど笑
でもね、50過ぎた人が新入社員です！
ってなかなか難しくないですか？
本人も職場の人も。
難しさを感じさせないってことは
良い職場なんだろうなぁと
私もホッとしたのです。
それに社長は初日に夫の配属先まで
わざわざ挨拶に来てくれたそうです。
お忙しいでしょうに。
面接の時から
相手への愛と尊敬を
しっかり見せてくれる人だなぁと感じてる。
もちろん私が直接お会いしたわけでなく
夫から聞く話だけの印象ですが。
前職の時には社長に対して
そんな印象持ったことないし
そんな印象持ちようもないほど
ただ遠くにいる人だったし。
夫の前勤務先はここ数年のうちに
会社の方針を大きく変えていき
もう営業社員は要らない
と言い出しました。
営業でずっと頑張ってきた人たちが
一斉に辞めることになりました。昨年末で、
600名程の人が会社を去ったそうです。
そんな過激なリストラを行った後に
社長が全国の主要な営業所を回ったらしい。
そのとき、まだ在籍してる営業社員が
社長に尋ねたそうです。
「600人もの人が辞めたことについてどう考えてますか？」
めっちゃ勇気あるよね
この人も
いずれ辞めるつもりなんかしら
そしたら社長、なんて答えたと思う？
「特に何も考えてません」
だって
愛とリスペクト、1ミクロンもないよね。
辞めて良かったよと
心の底から思ってる。
会社には感謝はしてる。
夫がそこに勤めてたおかげで
救われたこともたくさんある。
なんと言っても、私たち家族が路頭に迷わず
生きてこられた。
でもここで縁が切れる流れだったんだなと
それは夫も言ってるし、
夫の表情がとても柔らかくなって
佇まいにゆとりを感じるから
良い流れなんだよ。
辞めると決めた10月から
就職活動もしたけど
それはそれは毎日楽しそうだった。
新しい仕事に慣れるまでは
大変なこともあるだろうし
生活スタイルを大きく変える必要も
出てくるだろうし
私も新しく頑張ることが増えると思うけど
楽しいイメージしか浮かんでこないから
新しい人生おめでとうという気分
だからもう合理主義なんて時代遅れよね
って思うのです。
大切にしたいのは愛やで愛。