京都 青モミジ100シリーズの参道 穴場の鹿王院  | 京の一枚

京の一枚

京都の四季折々と祭り他

鹿王院は嵐山から歩いて10分ほどの住宅街にひっそりと佇む古刹。

京都の人気観光地、嵐山から徒歩約15分程の距離にある「鹿王院(ろくおういん)」は臨済宗の単立寺院。

観光地の雑踏から離れた場所にあり、大通りにも面していないため、非常に静かな寺院でもあります。

その「鹿王院」、山門をくぐればまずは印象的な参道がお出迎え。


京都らしい、長く伸びる石畳の参道は、ところどころ木漏れ日が差す、さながら青もみじのトンネル。

新緑の季節から夏まで、萌えるような「青もみじ」を堪能することができます。

「鹿王院」の見どころは参道だけではありません。

庭園もまた見事で、京都市の名勝に指定されている枯山水の庭は、日本最初の平庭式の枯山水庭園といわれています。

 

創建の頃は池泉式庭園だったとされていますが、現在は枯山水庭園。

印象的な佇まいの舎利殿と嵐山を借景とする枯山水庭園は見入ってしまう程見事なものです。

秋になると見事な紅葉の絶景庭園となるのですが、新緑の頃の静けさもまた捨てがたいものです。

なお、庭園に面した客殿は女性専用の宿坊にもなっています。

どっぷりと「鹿王院」の癒しに満ちた空間に浸りたいなら、宿坊体験してみるのもアリかもしれません。





■アクセス

市バス・京都バスで「下嵯峨」下車。

京福電鉄「鹿王院」下車、南へ100m/西へ50m。

■拝観:9:00 ~ 17:00 

■拝観料 料 大人600円   小・中学生:300円

■住所:〒616-8367京都市右京区嵯峨北堀町24 
 
電話:075-861-1645

*すべて過去の写真です。