1ヶ月空いてしまいました。

 
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不安を抱えながら
 
1週間後にまた病院へ。
 
 
まさかの
 
絶対起きてほしくない出来事が
 
起きてしまいました。
 
 
そう
 
 
お腹の子が
 
 
亡くなっていました。
 
 
とにかく衝撃すぎて
 
 
その辺のことを覚えていないんだけど
 
 
お腹から取り出す日を決めて帰ったのだけ
 
 
覚えてます。
 
 
私は自分を責めました。
 
 
「まともにご飯食べて無かったからだ」
 
 
私のせいで亡くなったんだ、と。
 
 
毎日泣いて泣いて泣いて
 
 
今お腹にいるこの子は
もう生きていないんだと思うと
 
表現のしようがない感情に包まれた。
 
短くも
愛おしく感じる。
 
生まれることはできなかったけど
私の子供なんだって思ったら
見えなくても母性が溢れた。
 
 
そして
 
お腹から亡くなった胎児を
取り出した日
 
 
全身麻酔をされたので
気付いたら終わっていて
 
起きた時
 
私はお母さんに泣きながら
「みきの赤ちゃんどこ」
って泣き叫んで
 
お母さんが一緒に泣いてた
 
その姿を見た時
 
悲しいのは私だけじゃないんだって
 
そう思えて少しだけ落ち着いた。
 
辛いけれど
泣いても戻ってこない。
 
そんな冷静な自分もいました。
 
不思議なものですね。
 
 
今でも忘れることは無いです。
 
 
初めて授かった子。
 
 
私の心にずっといてくれています。
 
 
だから私は
少しだけ強いのかもしれないな。
 
 
 
この時16歳になりたてだったかな。
 
 
今はもう法律が変わったけど
この頃女性は16歳から結婚できたので
 
結婚したかったけど
 
子供が亡くなったら
 
結婚しなくてもいいんじゃないか
 
 
母親に言われました。
 
 
居場所の無い家に戻るなんて
 
大好きな人と結婚できないなんて
 
子供もいなくなっちゃった。
 
 
とにかくマイナスなことしか考えれず
 
私はどうなるんだろうって
 
お先真っ暗だった。
 
 
続く→