フランス議会選挙

 

 圧倒的過半数を占めていたマクロンの党が、激減(3位)。

ルペンの国民連合が圧勝した。

 

ルペンは、代表を退いて、若いさわやかな男に代表を譲っていた。

 

 世界政治、および国内の状況を見ると、

マクロンは、過去7年間で、気候変動問題、ワクチン推進、ロシア攻撃、年金問題などで、いわゆる極左のグローバリズム勢力のリーダーとして、活躍していた半面、

国民からは、7年間国民の声を無視し続けてきて、金持ちのための政治に終始して、国内治安が大荒れ、反マクロンの思いが強くなっていた。

 

逆に、国民連合の方は、反発を招く政策については表に出さないように軌道修正。

昔は、反EU、EU離脱という過激な論点を口に出していたが、それを抑え、

また、移民排斥などの論点も控えている。

さらに、代表を若いさわやかな男性に譲り、印象をソフトにアピールしてきた。

 

マクロン大統領(マスコミに「中道」と呼ばせている極左共産独裁政権)

 

 EU議会で「右派=国民第一」勢力が大躍進。

「極右」へのマスコミ・国民の警戒感を煽って、マクロン極左政党の地盤固めをしようとしたが、狙いが外れて自分の支持政党は3位に激減、

「極右」と呼んで印象操作する「国民第一」政党が、1位に大躍進した。

 

 マクロンは、「EU絶対主義」「グローバル資本絶対主義」。

よって「移民政策推進」「ワクチン強制」「言論統制・弾圧」「反グローバリズム勢力(ロシアなど)」に対する挑発・攻撃推進。

 対するバンデラ(首相候補)国民連合は、「移民政策見直し」「ワクチン強制見直し」「ロシア制裁見直し」「国民のための政治復活」

 

EU議長国にハンガリー(オルバン首相)

 

 反グローバリズムの筆頭。右派=国民第一主義である。

各国の「右派連合」国民第一)を呼びかけている。

 

つまり、グローバリズム資本絶対主義(ロスチャイルドによる支配独裁体制) vs

ナショナリズム(国民第一)、多極主義。多様性を認める体制。

 

 反EU官僚主義。選挙に選ばれない特権階級による支配体制を変える。

「現在のEUのエリート支配がもたらすものは、「移民・戦争・停滞だけである」

 

<国民・文化・伝統第一 代表>

イタリア・メローニ首相

フランス・ルペン氏。

ハンガリー・オルバン首相。

チェコ・バビシュ新首相。

オーストリア・キクル氏。

 

<グローバリズム勢力の手下>

フランス・マクロン大統領。

イギリス・ジョンソン氏。

イギリス・スナク首相。

ドイツ・シュルツ首相。

EU委員長ライエン氏。

 

EU各国の右派が勢力を伸ばしてきているとはいえ、現状20-30%に過ぎない?

強権のEU官僚、マスコミ、各国グローバリズム勢力が強制的に制裁を加えている。

制裁を加えてなお、反グローバリズムの流れは着実に大きくなっているのだが。

 

欧米及びその従属国の支配体制=グローバリズム資本エリートによる極左独裁勢力。

これに対する世界の、大衆の、大衆リーダーによる反発が強まっている。

 

マスコミ含めた支配層が極左であるため、自分ら以外の勢力が力をつけると、

「極右」(民主主義否定勢力)とレッテル張りして、国民にアレルギー反応を植え付けている。