「ビクトリア・ヌーランドの辞任について」(ショートショートニュース)

ダグラス・マクレガー大佐(米国)へのインタビュー。

 

「ヌーランド辞任は、今後の展開がどうなるのか。

エスカレートするのか、それとも身を引いて事実上ウクライナを手放すのか。

そもそも彼女はウクライナ政府転覆の中心で、重要な役割を担ってきた。

フランスは突然、ウクライナに軍隊を派遣する可能性を示唆、

ドイツは、ロシアを攻撃するためにミサイルを使用する計画が事実上ばれて、内部分裂が進んでいる。

この状況をどう解釈すべきでしょうか。」

 

まず、ヌーランドを解任することは、最終的にウクライナから離脱するために必要な前提条件だ。

彼女は、ウクライナ介入と戦争の責任者であり、扇動者である。

彼女とその仲間のワシントンの連中は、ウクライナにバイオラボを設立したメンバーであり、対ロシア攻撃のプラットホームであるCIA基地を作った人々であり、ロシア攻撃を目的としたウクライナの軍事組織を構築した人々である。

だから彼女は去らなくてはならない。

新しい方向へ進むという、象徴的なジェスチャーである。

 

 まず、以前から何度も言っているように、ウクライナがロシアに勝つ見込みは全くない。

そして、我々の想定を裏切って、ロシアはとても時間をかけている。

まるで、西側を刺激しないよう、西側の領地獲得に全く興味がないと言わんばかりの対応を見せている。

 我々米国は、ベトナムに10年間駐留しながら、結局撤退した。

そして、撤退した時、議論の対象を変えた。ベトナム撤退を話題にさせなかった。

メディアは、別のことを話題にするように指示された。

ベトナムに対する「米国敗戦」という事実は、リボンをかけられ封印された。

お金は止まり、興味が無くなり、ただ米国はウクライナを去る。

米国は、航空・宇宙軍と海軍の大国であって、陸軍・地上軍の国ではないのだ。

思い取りに進まなければ、撤退する。それだけだ。

 

 このことは、我々米国に追従した欧州のグローバルエリートにとっては、恐ろしいことだ。

 バイデンがポーランドに行き「プーチンを排除する必要がある。

我々はウクライナとともに最後まで立ち向かう。」という馬鹿げた発言をした。

そうやって、世界で最も腐敗したウクライナ国家と、国や国民を何とも思っていない人々が率いてる「見せかけの政府」(傀儡?)を推進した。

バイデン政権は、ヨーロッパを災難の渦に巻き込んだ。

バイデン政権とヨーロッパの国々は、地獄への道を愉快に行進してきた。

 今、我々(米国)は、主要な悪魔の一人を排除し、静かに撤退しようとしている。

アメリカに代わって、自分たちが作り上げたこの大惨事をどう隠ぺいするのか。

マクロンは、軍隊を派遣するつもりもないのに、派遣する可能性を示唆した。

ヨーロッパのエリートたちは、見せかけの戦うそぶりを見せ、民主主義のために立ち向かうという、馬鹿げた虚勢を維持しようとしている。」