ユノ「ここから見る景色が好きなんだ」
私は息をするのも忘れ、目の前に広がる景色にみとれていた
「はぁ~~~ すごい・・・」
ユノ「だろ? 」
あいつがそっと私の手を取る
私の体温が急激に上がるのがわかる
(この熱さ・・・あいつにばれませんように・・・)
ユノ「ここに立つとさ・・・全てを見透かされるようで怖くなる・・・」
私はあいつの手をぎゅっと握る
「・・・怖い?」
(なんでそんなこと言うの? )
ユノ「俺・・・今日一日すっげえ楽しかった・・・」
「私も楽しかった」
(ほんとに楽しかった・・・いっぱい笑ったし)
ユノ「でもさ俺・・・」
私は声を出せずにいた・・・その先の答えを予感していたから・・・
あいつは深呼吸をひとつすると、切なそうに話しはじめる
ユノ「お前が何も聞いてこないことに甘えて・・・俺・・・」
「・・・迎えに来てくれただけで・・・それだけで・・・うれしかったから・・・」
(半分本当で半分嘘だ・・・聞くのが怖かっただけ・・・)
ユノ「俺・・・別れようって告げたんだ そしたら彼女も承諾してくれて・・・」
その先は聞きたくなかった・・・きっと予感が確信に変わるから・・・
今日一日鳴っていたあいつの携帯、その着信音に胸がざわついていた
「・・・やり直したいって?」
(きっとこの悪い予感は当たってる・・・哀しいけれど・・・)
ユノ「終わったはずだった・・・けど・・・俺の勝手な思い込みだった・・・」
(きっと・・・たぶんそのへんの男ならそれで終わりだろう・・・けどあいつは・・・ユノはこんな時まで真面目で正直で・・・)
「私ね・・・そんな予感がしてたんだ・・・ 着信音聞き覚えがあったから・・・」
ユノ「ごめん・・・今度はちゃんとわかってもらうから」
「大丈夫なの?」
(ち、ち、違う・・・そうじゃなくて・・・ 行かないでって言わないと)
ユノ「全て終わったらまた迎えに行くから」
「無理しなくていいよ・・・」
(引き留めないと・・・あいつは行ってしまう・・・そんなの嫌だ 今、目の前にいるのに・・・)
ユノ「送って行くから・・・」
「・・・うん・・・」
(私・・・やっぱり世界一のばかだ あいつも・・・優し過ぎるあいつも・・・でもそんなあいつだから好きなんだ どうしようもなく・・・)
「ごめん・・・ここで止めて・・・ ここからは歩いて帰りたい・・・」
ユノ「えっ?? ・・・」
「コンビニに寄りたいの ここからなら家も近いし」
(見送りたくないの・・・引き留めてしまいそうだから・・・)
ユノ「わかった・・・ またな」
「またね・・・」
私はドアを閉めると振り向きもせずに、コンビニの中へ消えた
妄想小説~近すぎて~ 幸せのなかの二人?
続く
私は息をするのも忘れ、目の前に広がる景色にみとれていた
「はぁ~~~ すごい・・・」
ユノ「だろ? 」
あいつがそっと私の手を取る
私の体温が急激に上がるのがわかる
(この熱さ・・・あいつにばれませんように・・・)
ユノ「ここに立つとさ・・・全てを見透かされるようで怖くなる・・・」
私はあいつの手をぎゅっと握る
「・・・怖い?」
(なんでそんなこと言うの? )
ユノ「俺・・・今日一日すっげえ楽しかった・・・」
「私も楽しかった」
(ほんとに楽しかった・・・いっぱい笑ったし)
ユノ「でもさ俺・・・」
私は声を出せずにいた・・・その先の答えを予感していたから・・・
あいつは深呼吸をひとつすると、切なそうに話しはじめる
ユノ「お前が何も聞いてこないことに甘えて・・・俺・・・」
「・・・迎えに来てくれただけで・・・それだけで・・・うれしかったから・・・」
(半分本当で半分嘘だ・・・聞くのが怖かっただけ・・・)
ユノ「俺・・・別れようって告げたんだ そしたら彼女も承諾してくれて・・・」
その先は聞きたくなかった・・・きっと予感が確信に変わるから・・・
今日一日鳴っていたあいつの携帯、その着信音に胸がざわついていた
「・・・やり直したいって?」
(きっとこの悪い予感は当たってる・・・哀しいけれど・・・)
ユノ「終わったはずだった・・・けど・・・俺の勝手な思い込みだった・・・」
(きっと・・・たぶんそのへんの男ならそれで終わりだろう・・・けどあいつは・・・ユノはこんな時まで真面目で正直で・・・)
「私ね・・・そんな予感がしてたんだ・・・ 着信音聞き覚えがあったから・・・」
ユノ「ごめん・・・今度はちゃんとわかってもらうから」
「大丈夫なの?」
(ち、ち、違う・・・そうじゃなくて・・・ 行かないでって言わないと)
ユノ「全て終わったらまた迎えに行くから」
「無理しなくていいよ・・・」
(引き留めないと・・・あいつは行ってしまう・・・そんなの嫌だ 今、目の前にいるのに・・・)
ユノ「送って行くから・・・」
「・・・うん・・・」
(私・・・やっぱり世界一のばかだ あいつも・・・優し過ぎるあいつも・・・でもそんなあいつだから好きなんだ どうしようもなく・・・)
「ごめん・・・ここで止めて・・・ ここからは歩いて帰りたい・・・」
ユノ「えっ?? ・・・」
「コンビニに寄りたいの ここからなら家も近いし」
(見送りたくないの・・・引き留めてしまいそうだから・・・)
ユノ「わかった・・・ またな」
「またね・・・」
私はドアを閉めると振り向きもせずに、コンビニの中へ消えた
妄想小説~近すぎて~ 幸せのなかの二人?
続く