
映画「関心領域」を観て、しばらくいろんな人の感想を読み漁っていた。
その中で時々出てくるタイトル。
「縞模様のパジャマの少年」
も、ぜひ見てみてほしい……と。
関心領域つながりで見てほしいということは、第二次大戦でのホロコーストの話なんだろうな、そしてメインの人物はユダヤ人の少年なのかな。
と何となく記憶の中に留めておいた作品。
現在は2025年8月、終戦から80年の節目。
ということで、YouTubeに戦争関連の動画が頻繁に流れてきていた。
その一つとして、「縞模様のパジャマの少年」のダイジェストがあった。
90分の映画をダイジェストで30分。
ちょっと気になっていたタイトルだし、お盆休みだし、見てみようか……と、再生した。
「残虐シーンは一切ない、でもラストシーンが衝撃的な作品」
とタイトル部分に書かれていた。
最後に何か起こるんだろうな……と、見ること30分。
ドイツの軍人を父に持つブルーノ少年が主人公。
父の仕事でベルリンから引っ越すことになり、友人もいない田舎へ。
家の近くには、農場のような場所がある。
行ってはいけないと言われていたブルーノだが、退屈なのと冒険心から、その「農場」へと近づいてゆく。
その「農場」は何故か有刺鉄線で囲まれていた。
そして、そこで一人の少年に出会う。
シュムールという、ブルーノの同い年の少年。
昼間なのにも関わらず、縞模様のパジャマを身に着けていた。
二人の少年は友達になり、友情を深めてゆくのだが……。
最後数分。
うわああああああああああああ_(:3」∠)_
しばらく心が重苦しくてヤバかった。
ダイジェストでもこんなにヤバいのに、劇場で見たらもっと沈んでしまっていたかもしれない。
関心領域も大分ヤバかったけど、こっちもかなりの衝撃だったわ……。
フィクションらしいけど、でもホロコーストがあったのは事実だしな。
ほんと、選民思想も戦争も宜しくないですよ_(:3」∠)_