東京にいるときにはせっかくの首都にいるメリットを満喫し活用するため
常に色々な「無料」イベントをネットなどで検索し
応募し参加している私ですが、
4月23日の日曜日はまたまた初めてのジャンルの無料セミナーに当選し
愉しみに参加してきました。
それが「美祭21」
美祭とはなんぞや?!
それは
東京駅からも徒歩圏内
銀座
もしくは
京橋
にほど近い、日本美術専門店の「加島美術」さんというお店があります。
そのお店が年に2回、春と秋に開催しております美術品展示販売イベント
それが
「美祭‐BISAI‐」です。
私は高尚な趣味を持つような種類の人では到底ありません。
ですが、京都を愛するようになり何回も足を運び
京都検定の受験勉強をするようになり
東京や京都の国立博物館で開催している色々な展覧会にいくようになると
やはり
・仏教の禅宗の文化や絵や仏教用語(禅語)
・日本の著名な画家の絵(作品)や画家の名前
など覚える必要と機会に恵まれてくるのでどんどん意識せずとも日本美術に
造形が少しずつ深くなって興味を抱くようになってくるのです・・・
そんな中
1年前ほどでしょうか?
加島美術さんのサイトにで出逢いました。
加島美術さんが素晴らしいのはものすごく有名な、そして高額な作家の作品を
販売・買い取りなど行っているお店であるのに
私のようなまだまだ興味はあるが知識もお金も(笑)
余裕がない人にむけても非常に日本画などの文化・芸術に触れてもらい見てもらい
興味関心をもってもらおう
そういう意図をもって近づきやすい機会をたくさん作ってくれて
我々日本人が自国・日本の芸術文化を知る接点になってくださっているのが
本当に素晴らしい取り組みをされているなぁと思っているのです。
http://kashima-arts.co.jp/events/
加島美術さんのホームページを見ていただければ一目瞭然なのですが
この私が請求した素晴らしい「無料」冊子
「美祭 BISAI 21」は、日本美術への加島美術のこだわりがつまったカタログです。
作品をより魅力的に見せる飾り方を提案するページや、加島美術会長と業界著名人との対談、一人の作家に焦点を当てて紹介する作家特集ページ、数寄者によるコラムなどの読み物も充実し、日本美術をまるごと楽しめる一冊となっています。
(加島美術さんのサイトより引用)
昔の著名人や作家の描いた有名な作品っていったいお金いくらくらいで販売されているの?
という純粋で直球な疑問から取り寄せてみた私のようなやましい心の人にも(笑)
無料で
膨大なカラーページ
参考になるコラム
保存版にして大切に保管したい図録のような冊子なのです。
美祭は、今春で21回目を迎えるそう。
現代的な空間と、伝統的な茶室を備えた和のギャラリーに、中世から現代までの日本画、
洋画、墨蹟などがずらりと並ぶ本展。
ガラスケースを通さずに、作品を直に見る醍醐味こそが「美祭」の魅力です。
人から人へと数百年にわたり受け継がれてきた作品の数々。その美しさは日々の暮らしに彩りを添え、その歴史は過去の人々と現代のわたしたちの繋がりを教えてくれます。
今回の出品総数は約420点。
その美祭の期間は
29年4月22日から5月7日までやっています。
私は4月23日の日曜日のセミナーに当選したと最初に書きました。
それが
講演:芳澤勝弘氏(花園大学国際禅学研究所教授)
日時:2017年4月23日(日)
時間:13:30 開場 / 14:00 開演[入場無料]
講演時間:約1時間30分
という開催概要でした。
加島美術さんの建物1階では目の飛び出るような高額かつ著名な画家の
最高の作品たちが
「ガラスケース越しではなく、手で触れることも 身体を近づけることも可能な
そのままで展示販売されております」
ですからどこぞの美術館の展示会に有料でいくよりも最高の作品を
その線や筆遣いや色使いを
無料で
接近して
堪能することが叶います。
こんなことをして・・・
来場者を信頼されているのだなぁ
本当に素晴らしい作品を肉眼で接近して観て感じて納得して
購入してほしいのだなぁ
という加島美術さんの心意気が感じられます。
加島美術さんのモットーが
美術品をみる2つの眼
審美眼
と
真美眼
を養う
ですからそれをお客さんにも施しておられるのですね。
さて、セミナーですが
2階のギャラリーで行われました。
抽選で当選した30名限定
私は最年少(笑)
やはり芸術に興味をもつのは人生にも余裕のでてくる50代以降の男女の方々が
ほとんどでした。
私は家庭がないので身動きだけはフレキシブルにできるのでこういうイベントに
参加できるのはありがたいメリットです。
同じ年代の男女より趣味趣向は全然異なるのかもしれません。
セミナーのテーマは
「画賛の楽しみ」
画賛とはなんぞや?
山水画や禅画などの画中の余白に書き添えた詩・文章・讃のことなのだそうです。
私は応募時は
禅の文化・禅の美術について
としか案内がなかったので来場して初めて画賛という概念もテーマも知りました。
絵と文章の絶妙なコラボレーション
私が勉強している京都
その京都で活躍した絵師・作庭者・お坊さん
この3者が
企画プロデューサー
絵担当
文章担当
と分担をして最高の1つの作品をつくりあげる
そんな世界のことを、作品についてを、そこに書いてある文章(禅語)の意味を
学ぶことができました。
昔の知識人は中国文化や禅語を当然のように知識としてもっていて
そうではない江戸時代の一般民衆であっても
「地蔵さんと閻魔様は表裏一体の同一人物であるという概念をもっていて」
だからこそ人は
裏表
光と影
本音や建て前
があることにつながっていく。
そんな禅の文化の禅問答のような深い気づきの世界が1枚の絵画に表現されている
世界観を堪能しました。
やはり専門家の見聞を聞くと今まで見えていた物事が全く異なる見方ができますね。
とは言ってもまだまだ煩悩の世界
娑婆の世界に生きてる私は、2階ギャラリーの小さな部屋でセミナーを一生懸命
聞きメモをとりながらも
壁にかかっている超一流の作者の100万円を遥かに超える絵画たちに囲まれて
いる嬉しさや緊張感
その空間の中でいいお話を聞けている幸せも最高でした・・・(笑)
加島美術さんでは我々の手の届かない高額作品だけではなく
美祭開催中は
伊藤若冲の絵をモチーフにした
マグカップ
クリアファイル
実際展示販売している若冲の作品を掲載したパンフレット
など気軽に買える価格のグッズも販売しておられます。
セミナーを受講してお店をでました。
いい作品を間近で堪能し
いいお話を受講したからでしょうか?
アスファルトに1枚の葉が落ちていたのですが、非常にカラフルで美しく感じて
しゃがみこんで写真を撮影・・・
都会のアスファルトに自然の色使い美しい1枚のリーフ
自宅近くのいつも通る帰り道にもこんなに可憐に美しくもっこうばらが咲き誇っていました。
芸術とは
特別一級品をお金を払ってありがたく見に行くこと
ではなくて
自分の身の周り
自分の日常
の当たり前にある美しさやありがたさに
まず気づいて感謝し
その気持ちを何等かの手段で表現することなのかもしれませんね・・・

