ショックですね・・・
せっかくつらつら書いたアメブロを途中保存せずに間違えて×印で画面を閉じてしまった・・・
 
もう一気にやる気ダウン
「昨日はそれから体調不良もあって再挑戦する気持ちがうせて寝てしまいました(笑)」
 
今日気持ち一新して再度書いています。
 
京都にくるようになって相当な回数だとお話しましたが、京都市内探索をしていると
市内のどこのエリアを巡ってもその日の夜くたくたになって万歩計を確認すると
大体1日の歩数は同じなのです。
 
朝から晩まで見まくって歩きまくって一体何歩位になると思いますか?
正解は
「2万歩です」
ですから絶対に京都探索時には履きなれたスニーカーが必須です。
 
また、京都の冬にはユニクロのウルトラライトダウンやヒートテックを中に着込んで靴下は
分厚いものを履いてください。
 
京都の神社仏閣見学時は必ず靴は脱ぎます。
そうすると床は木ですから本当に足から冷えていきます。


上の写真をご覧ください。
妙心寺に行く途中の民家の写真です。
道の角っこに1個石が置いてありますよね?
これ
京都ではなんというか?その使い道分かりますか?
正解は
「いけず石」といいます。
なんで角っこに置いているのか?
 
この石が置いてあればこれ以上車両が家に近づけないのでこすられて傷つくこともありませんよね。
その予防手段なのです。
 
詳しくはこのサイトに説明があります。
http://www.wdic.org/w/GEO/%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%9A%E7%9F%B3
 
京都の土地柄
京都の人柄
私は決していけず(いじわる)だとは思いません。
 
自衛手段であって強く主張せずつつましやかに予防する。
大人だなぁと感心します。
長い歴史の中で培われた生活の知恵だと思います。

リスクマネジメントですから
事件や事故が起こる前の対策をしっかりしているのです。
クライシスマネジメントの場合は、事件や事故が起こったあとの対応を考えることになるのでやはり現代でも最善は
何事も未然に防ぐ事が一番なのです。


そして今日1番最初の目的地である妙心寺に到着しました。
 
妙心寺は京都市内地図でいうと、京都駅からみると
北西の位置にある広大な敷地を有する禅寺です。
 
京都市内は北を上にして普通に地図をみると
左側が右京区
右側が左京区
となり、ちょっと??となります。
 
どうして左右が逆なのか?
それは3月3日私がひな祭りの記事を書いた時
京都ではお内裏様とお雛様が東京(関東)と鎮座する位置が逆です。
とご説明したのと同じ理由なのです。
 
つまり
平安時代の宮中では「君子南面す」の言葉通り、親王は南に向かって日出ずる東方に
鎮座ましました。
なので天皇は我々と異なり
「常に北に座り南を見るかたちになるから」
一般庶民の私達と左右が真逆になるのです。
 
天皇からみてどうか?が判断基準なのです。

僧侶がいきかうのが当たり前の妙心寺敷地内
妙心寺は、1337(建武4)年花園法皇が関山慧玄を招いて開山しました。
この地にあった法皇の離宮を禅寺に改めたのです。
応仁の乱で多くの堂塔を焼失したが、細川勝元・政元親子らの援助で再興しました。
 
妙心寺の算盤面(そろばんづら)と昔京都の人々は言っていました。
なぜ寺と算盤?
理由は
健全な禅は安定した寺院経済を基礎にして成立するというこの寺の伝統があるから。
 
今でも花園大学という系列の仏教系大学があります。


広い敷地に46もの塔頭が存在する妙心寺
西の御所とも呼ばれています。
 
塔頭って何かご存知ですか?
寺の中にある個別の寺院です。
 
それぞれの塔頭の創建者が戦国時代の武将であったり、徳川将軍の乳母であったり
なかなか1つ1つ調べると面白いのですが46も覚えることもできませんし、入ることも
できません。
 
通常非公開がほとんどなのです。
 
ですが、毎年1月から3月まで行われる
「京の冬の旅」期間中にいくつかの塔頭が期間限定特別公開されることがあります。
 
冬の京都は極寒ですし、観光客も他の季節に比べると数が落ちると思うのでその
対策?のためのキャンペーンだと思っています。
この期間中しか入れないすごくレアな寺院があるので毎年楽しみにしているキャンペーンなのです。


今回はその期間限定特別公開された妙心寺の46のうちの2つの塔頭を拝観。
それ以外の塔頭もここ数年の京の冬の旅でいくつか訪れることができています。
 
貴重な寺に入って由来やお庭をガイドの方に解説していただき、御朱印もいただきます。


御朱印の何がよくていただくのか?
もちろん理由は人それぞれです。
 
私の場合は異様に多くの神社仏閣を探訪するので
いつ
どこに
行ったか自分でも訳が分からなくなってしまいます。
しかし御朱印には寺の名や日付が必ず入っているので後から頭の記憶の整理ができるのです。
 
こういうこと言うと失敬だと言われてしまうかな・・・

でも御朱印はそれぞれとても美しくユニークなデザインもあったりして
見返していると本当に楽しいのです。
 
スタンプラリーだとご批判もあるのですが、ありがたい気持ちでいただき
自分を振り返ることのできる本当に素晴らしいものだと思っています。
 
私が御朱印スタートしたのは
2010年6月12日
大分県の国東半島の寺院をバスツアーで巡った時でした。
 
バスガイドの女性の方に
「御朱印をいただくかたは帳面を私に預けてください。私が一括でいただいておきます。」
と仰り初めて御朱印とは何か?
聞くことが出来て宇佐神宮の御朱印帳を買っていただいてからはや7年目になります。
 
話はそれますが
その御朱印スタート記念の大分県の宇佐神宮
「そこは全国にあまたある八幡宮の総本宮だったのです☆」
 
全国にたくさん有名な八幡宮がありますが、そのトップは大分県の宇佐神宮なのです。
 
私にまた神様の指令がピーンときたのかなと後から思うという次第・・


上のポスター
京を呼吸する
これが京都冬の旅のキャンペーンポスターです。
 
東京の山手線や私鉄でも貼ってあります。
 
そしてポスターの横の木に
「看脚下」とありますよね?
 
かんきゃっか
と読みます。
これは禅語なのです。
意味は、
自分足元を見よ、という意味の漢語転じて足もとに注意せよ」、「履物揃え脱げ」、といった意味合いで、さらに「己の立脚するところ見失うな」、「常に自戒せよ」、といった意味合いで用いられる。
http://www.weblio.jp/content/%E7%9C%8B%E8%84%9A%E4%B8%8B より引用)
 
禅語は知っていくと本当に深くて現代でもたくさん使われています。
我々は気付かず自然に使っていますが・・・


寺のお庭もどこも丁寧にお手入れされていて
禅は掃除を大切にしている
それを体現しています。
 
お庭も勉強すると
枯山水
回遊式庭園
など色々あって興味深いです。
 
そんなことを知らなくてもただ縁側に座っているだけで癒されて心が整います。




妙心寺の塔頭を2つ拝観してまた次の目的地に移動です。
京都は市内バスががんがん走っていて1日利用しても500円カードを使えば非常に
お得に回ることができます。
 
しかしバスは渋滞に非常に弱い!!
私は春の桜の時期や秋の紅葉の時期は絶対バスには乗らないようにしています。
 
オススメは地下鉄☆
京都の地下鉄は簡単です。
 
東西を結ぶ→東西線
南北を結ぶ→烏丸線(からすません)
これを使って移動がオススメです。
 
歩く途中、ひやしあめの瓶
これも関東人には??ですよね?
 
https://matome.naver.jp/odai/2137295743600628301


途中、京都ガイド本をチェックして最新京都観光情報を仕入れます。
京都探訪中にあえて京都の書店で京都ガイド本をみて行動計画を修正することもあります。
 
上の写真の中に
「月刊 京都」という雑誌があります。
これは毎月でていますが京都の人でないと知らないと思います。
京都の歴史や最新情報など満載で最高の雑誌なのです。
 
たまたまテーマが
「今行きたい喫茶店」
そして表紙の絵
これは私が2016年11月18日の喫茶店カフェ探訪21回目でご紹介していた
築地さんです。
 
http://ameblo.jp/miimymami0803/entry-12212534057.html
 
買わずにはいられませんでした♪


到着したのは京都市役所前
ここは京都の市内の中心地にあるのでどこに行くにも中心なので行動の目安になる
場所です。


この京都市役所にあるガス灯は、  19世紀以来,パリの街路を飾っていたもの。
頭部はレプュブリック広場にあるもので,最も装飾が多いものである。
柱は上下に分かれ,上部は草花模様の円柱で下部は角柱,鋳物で差込式なのだそうです。
 

昭和40年にパリ市から京都市に寄贈され、ずっと京都の中心で街の変遷を見守ってきた
ガス灯
感慨深いと思いませんか?
 
私より11年も先に生まれているガス灯・・・
 
ちなみに京都市は
パリフランス共和国1958年(昭和33年)6月15日
ボストンアメリカ合衆国1959年(昭和34年)6月24日
ケルンドイツ連邦共和国1963年(昭和38年)5月29日
フィレンツエ
イタリア共和国

 
1965年(昭和40年)9月22日

上記4都市と姉妹都市になっています・・
あ、あといくつか姉妹都市はありますが、、、
 
京都市は本当に歩いていると頭と視覚にどんどん情報がインプットされていく
稀有な都市です♪