大型連休の鑑賞は後半から組でした。
上野バレエ祭りも東京バレエ団の白鳥も行けず。今月の東バのロミジュリも行けてないです。2年前の初演時の記憶(秋山さんと池本さん)で我慢しております。仕事忙しくてルイージ様のN響も行けなくなりました涙。
◆生の舞台やコンサート
◯ 新国立劇場バレエ「ラ・バヤデール」
牧阿佐美版はソロルが自業自得っぽいラストが好き。2キャスト観ましてともに素晴らしかったです。キャストによって三角四角関係の様相がまるで違ってくるのも面白いです。1階と3階で観ましたが、3階から見た群舞は格別。つづら折りの坂道がここの版では3段になっていて、上から3, 4, 6, 8,…と人数が増えていくのでコールドも前から見て山型を作ります。背景美術の山の間に大量のニキヤが山を作るのが本当に美しい。
◯ ラ・フォル・ジュルネ東京2024@東京国際フォーラム
今年20年目だったようです。回数としては17回目でしょうか、コロナで2020-2022の3回中止になったから。よく復活してくれたなと思います。今年は最終日はアンヌ・ケフェレックさんと井上道義氏の有料公演を買って、5/3,5は、復活したホールE〜OTTAVAのブースに入り浸っていました笑。
◯ Kバレエ東京「カルミナ・ブラーナ」@文化村
新しくキャスティングされた飯島望未さんのアドルフが圧巻でした。杉野さんの太陽も素晴らしかった。眠りで鳥のようだった周平さんがやっぱり鳥でした(前回は植物?)。初演キャストの成田さん石橋さん圧巻。美奈さんも体当たり熱演(R15だけど)。サタンは遅沢さんから山本さんに変わって、似合っていました。音楽の力がすごいし最後に全部持ってった熊川さんもすごかった(語彙喪失)。◯ 佐野成宏さんリサイタル@王子ホール
近年は都内でのリサイタルは年に1度くらいになっています。今回は佐藤正宏さんのピアノでした。日本歌曲とイタリア歌曲のプログラム。今のこの時期だと、やはり歌われますよね、「死んだ男の残したものは」。以前にこの歌を歌われた時も、確か世界にきな臭さが感じられた頃でした。音楽も舞台芸術も映画やドラマでも、創り手やアーティストは世の中に漂う危うさを感じ取って作品やパフォーミングの中で主張を表現されてきていると思います。ちなみに武満徹の新曲(私にとって)がありました。「小さな部屋で」で武満徹にこんなジャズ風の楽しげな歌曲もあったのをお恥ずかしながら知らなかったのですが、作詞が川路明で二度びっくりでした。同姓同名じゃなくてバレエの川路氏。
◆映画
◆美術館
やっと行けたー!マティスやっぱり大好きです。紹介された作品どれも好き。また、1年前に都美館のマティス展で映像が紹介されていて憧れたヴァンスのロザリオ礼拝堂を模した一室は本当に素敵で、できることなら1日入り浸っていたかったです。うっかりチケットを音声ガイドつきとグッズつきの2種買っていたから急いで2回行きました笑。