自由に笑えない時間を過ごすことに慣れたのはいつからだろう


知らないうちに一人でいられるようになって


冷たい風を身体に受けても平気になった


わからないうちに季節が過ぎていく



ああ、どうして


知らないうちに月は満ち


起きたころには太陽しかいない



何も考えずに飛び出して


声の続く限り叫んだら


少しは気楽になれるだろうか


ちょっとは嫌なことも忘れられるだろうか


だいぶ気分が落ち着くだろうか



すべて、自分で受け入れられても


きっとどこかで疲れてしまう



そうなってしまう前に、出かけよう



紅く染まる木々、沈む夕日に染まる丘



自分にとって大事な場所へ