星の煌めきがわかる夜空


葉を撫でていく風はそこに帰っていく


まわるまわる、風



小さな星は夢を見た


遠くで消えた星のように自分が消える


目が覚めたとき、寂しくなった


いつか自分も消えるのかと



遠く星が夢見る頃


星の光は広い宇宙をめぐる


とおいとおい、星



夢見た後に知る


本当はもっと前に消えていたことを


遠くにいる星は、同じように自分の消える瞬間にきづかない


それでも星は輝くことにした



彼らにきづかれないように


最期の光が届くまで自分の死を知らせないために