空になった缶をいつまでも手に持って


少しカカトがすり減った靴で歩き続けた


長い長い道を行く


途中止まれそうな木を見つけるまで



木陰で休むような穏やかな気持ち


君の隣にいるだけでいつもそれが感じられた


言葉はいらない、二人でいるときは


目を見ればわかりあえるから




握るものない手をポケットに入れて


ズボンの裾がボロボロになってくるのを感じた


長い長い道を行く


いつか見えるゴールがあると信じて



何かを達成したときのような晴々しい気持ち


いつか君と感じられるように生きていくんだ


一人じゃいけない、二人で行こう


いつか叶う夢を求めて