目が覚めて

となりに君がいなかった

部屋の中を探しまわって

何も考えず外に飛び出した



星が降る夜に走り抜ける

君が残した香りを追って

たどり着いた場所

夜空を見上げる君がいた




空が曇って

君の手を取って帰る道

時々見せる寂しげな顔

瞳の奥の哀しさが僕の心を貫いた



星が消えた夜だけど

僕らは消えてなくならない

これからも続く二人

哀しみを追い出すから