灰色の世界を雪が白く包み込むとき

あなたに会いたいと思う気持ちが強くなるのに

どこかであなたに会うのが怖いと思うんだ

空に問いかけても答えは返ってこないね


不安なままでいるくらいなら、いっそ嫌われてもいいから

あなたに会いたいよ

雪の上に残ったあなたの足跡に

歩幅をあわせて、足跡を重ねる

あなたに追いつけるのはいつかな



白い世界に雲の間から一筋の光が差したとき

眩しさに目を閉じてしまうとあなたが目の前から消えてしまうわけないのに

どこかで失ってしまうんじゃないかなって思うんだ

ぎゅっと手を握って欲しいな


私の臆病さを吹き飛ばすぐらい、しっかり抱きしめて欲しいから

あなたに好きって言えるんだ

枯れ木の枝に残った雪がとけて

葉が実って、桜が咲いて・・・

ずっとあなたと一緒に時間を過ごしたい