ご覧頂き誠にありがとうございます、みーこです。

 

突然ですが、皆さんは勘違いすることありますか?

 

待ち合わせの場所や時間を間違えていた。

過去の出来事と違うように思い込んでいた。

名前と顔を間違えて覚えていた。

などなど、誰もが一度は経験したことがあることかと思います。

 

勘違いとはどういう意味か調べてみたところ

「間違って思い込むこと、思い違い」とあり、

勘違い=間違いであり、よくないことだと思われているのではないでしょうか。

 

かくいう私自身、日付に関する認知がどうも弱いようで、

日程やスケジュールをよく勘違いしてしまうことがあり、

「自分はだめだなぁ」なんて思っていたものです。

 

ですが、実はこの「勘違い」こそが、

現実をスムーズに生きるためのヒントかもしれない、

そんなことに気付かされる出来事がありました。

 

先日ブログにアップしましたが、

佐賀バルーンフェスタに行った時のことです。

 

↓過去のブログはコチラ↓

佐賀バルーンフェスタの思い出 | みーこ@「私」を楽しむヒーラー☆あなたの想いを未来へつなぐお手伝い☆ (ameblo.jp)

 

 

今まで、バルーンフェスタには過去2回ほど行きましたが、夕方~夜の間にしか行ったことがありませんでした。

今年はえがちゃんねるのバルーンが飛ぶということで、朝7時から始まる競技飛行を見に行こうと計画をたてていました。

 

私が住んでいるところからバルーンフェスタ会場までは、車で1時間~1時間半くらいかかるところです。

 

朝のバルーンフェスタの状況を知らない私は、朝から見に行く人は少ないだろうから、ゆっくり見れるのではないかと甘い観測を持っていましたが、情報収集すると朝こそ人が多いとのこと。

これは早めに行かなければいけない。

さて何時ころに出発しようかと考えていると、主人が「6時から始まるなら、4時には家を出たほうがいいね」と言ったのです。

 

「??」

 

バルーンフェスタの競技飛行は7時からだったのですが、私はちょっと不思議に思いながらも、あえて否定せずに「じゃあ4時に出られるように準備する」と言い、当日朝4時に家を出発しました。

道が混んでいなければ、早くて朝5時には会場につくような時間です。

 

当日まで主人は朝6時から始まると思っていて、

「6時に始まるけど4時で間に合うか、もっと早くでたほうがいいのでは」

と心配していました。

普段なら「朝7時からだよ、何をいっているのか」と主人に指摘するのですが、なぜかこの時は主人を否定しようという気持ちになりませんでした。

 

バルーンフェスタ当日朝4時に出発した私たち。

当然朝早すぎて車は走っておらず、車は快調に会場に向かっていました。

ふと主人が、「あれ、多いと聞いていたけど車少ないね」と言い出したので、

その時になってやっと私も「朝7時からだからね」と言ったのです。

主人は驚いていましたが、しかしもう出発した後です。

時間を勘違いしていたことに気づいたところで、今更戻って出発しなおすこともできません。

勘違いに気付いたからといって、特にお互いがお互いを否定することもなく、

「早くついたら会場周辺を散策すればいいさ」と、あえて勘違いを楽しむことにしました。

 

ですがバルーンフェスタの会場に近づいてくると、少しずつ歩道を歩く人や、車が増えてきたのです。

 

朝4時に家を出発し、5時頃に会場の駐車場付近に近づいたのですが、そこでとうとうバルーンフェスタの渋滞につかまりました。

急に車が増えたこと、想像以上に車が多いことにも驚きましたが、それよりも、7時から競技飛行が始まることに対して、会場の駐車場は午前3時から駐車できるようになっていたのです。

午前3時に駐車場が解放されるということは、7時から始まる競技飛行に対して、朝3時台から駐車場確保、場所取りをする人がいるということですね。

 

駐車場の渋滞につかまってから実際に駐車できるまで1時間ほどかかりました。

駐車場に車を停めることがでできたのが6時。

車を降りた時点でお手洗いに行列が出来ている状況でした。

会場まで歩いて20分、一部空いているお店もあり、ゆっくり朝ごはんを食べ終えてさぁ今から競技飛行を見に行くか!というときには6時50分と丁度良い時間になっており、競技飛行を楽しむことができました。

 

事前にしっかりとバルーンフェスタの情報収集をしていれば、安心して4時に出発し、当日スムーズに競技飛行を見れたことは間違いないでしょう。

 

ただ私たち自身「えがちゃんのバルーンが見たい!!」というほど強い思いはなく、「行ったときに見れたらいいね」くらいの気持ちでしたので、正直間に合わなくて見れなかったら仕方ないと思っておりました。

それがなんと、主人の「6時から始まる」という勘違いのおかげで、何も計画しなくても思い通りに競技飛行を見ることができたのです。

 

通常であれば、当日朝4時に出発する前に「6時ではなく7時だ」という訂正が入り、行動が修正されます。

行動をどう修正するかで結果は変わってくるのですが、事前に渋滞の様子がわかれば、7時開始でも4時に出発しようとなっていたかもしれませんし、もしかしたら、7時から始まるからと朝5時に家を出たとしても間に合っていたかもしれません。

 

主人の勘違いも、結果よかったねという結果論だと言われればその通りでしょう。

 

過去のブログで、「悪いことが起こること」と「悪いことが起こったから悪いと思う事」は別のことだという記事を書いたのですが、「勘違いをする」ということそのものが悪いのではなく、「勘違いによって誰かに迷惑をかけること」や「勘違いで誰かに嫌な思いをさせる」ということが良くないことではないかと改めて気づかされました。

 

↓↓よければこちらの記事もリンクを貼っておきます↓↓

悪いことが起こることが悪いことではないというお話 | みーこ@「私」を楽しむヒーラー☆あなたの想いを未来へつなぐお手伝い☆ (ameblo.jp)

 

名前を間違える、相手と約束している時間を勘違いする、ということはあまりよくないことだとは思うのですが、誰にも迷惑をかけない勘違いというのは、もしかしたら潜在意識が無意識に知らせてくれるサインかもしれません。

 

私たち夫婦、もとい特に私は、事前に細かく計画を立ててその通りに行動するということがどうも苦手で、大枠だけ決めてある程度はその時の状況に合わせて行動すればいいやと思うタイプなので、もしかしたら私の性質を良く知る主人の無意識が、「6時開始のつもりで動けば丁度良くなる」と判断して、勘違いを起こしてくれたのかも?!と思うとロマンがないでしょうか。

(都合よく考えすぎかもしれませんが)

 

私たちが生きている世界は、自分ではどうにもならないような突発的なことがいつ起こってもおかしくない世界です。

自分の思い通りにならないことが起こっても対応できるように、顕在意識と無意識がバランスをとっています。

顕在意識には、自分の思い通りの現実を作り上げる力があり、

無意識には、思い通りにならない現実に柔軟に対応できる力と、顕在意識をサポートする力があります。

 

〇〇だから〇〇しなければ、と現実でガチガチになっている場合は、時には思考の力を抜いて直感に従ってみると、思いもよらない発見があるかもしれませんよというところで、今回のブログは締めさせていただきたいと思います。