ドラマ史上に残るシーンの数々/虎に翼 | ドラマとFoodとエッセンス

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私はBSで7時半からの放送をまず見て、8時からのものも見て

 

家に帰ってからもう一度録画を見て・・・と

 

虎に翼祭り(笑)ともいえる日々を送っておりますが

 

 

もぉぉどのシーンも大切で素晴らしくて感動しまくっております。

 

そして今日の虎に翼

 

ヒャンちゃんの旦那様、汐見さんの読み上げた判決文

 

思わず正座して聞き入ってしまいました。

 

以下がその文です 

 

「当時、広島市にはおよそ33万人の一般市民が、

 

長崎市にはおよそ27万人の一般市民が住居を構えており、

 

原子爆弾の投下が仮に軍事目標のみをその攻撃対象としていたとしても、

 

その破壊力から無差別爆撃であることは明白であり、

 

当時の国際法からみて違法な戦闘行為である。

 

では、損害を受けた個人が国際法上、もしくは国内法上において

 

損害賠償請求権を有するであろうか? 

 

残念ながら個人に国際法上の主体性が認められず、

 

その権利が存在するとする根拠はない。

 

人類始まって以来の大規模、

 

かつ強力な破壊力をもつ原子爆弾の投下によって被害を受けた国民に対して

 

心から同情の念を抱かない者はいないであろう。

 

戦争を廃止、もしくは最小限に制限し、それによる惨禍を最小限に留めることは、

 

人類共通の希望である。

 

不幸にして戦争が発生した場合、被害を少なくし、国民を保護する必要があることは言う

 

までもない。

 

国家は自らの権限と、自らの責任において開始した戦争により、

 

国民の多くの人々を死に導き、傷害を負わせ、不安な生活に追い込んだのである。

 

原爆被害の甚大なことは、一般災害の比ではない。

 

被告がこれに鑑み、十分な救済策を執るべきことは多言を要しないであろう。

 

しかしながら、それはもはや裁判所の職責ではなく、

 

立法府である国会及び行政府である内閣において果たさなければならない職責である。

 

それでこそ訴訟当事者だけでなく、原爆被害者全般に対する救済策を講ずることができる

 

のであって、そこに立法および立法に基づく行政の存在理由がある。

 

終戦後十数年を経て、高度の経済成長を遂げたわが国において、

 

国家財政上、これが不可能であるとは到底考えられない。

 

われわれは本訴訟をみるにつけ、政治の貧困を嘆かずにはおられないのである。

 

…主文。原告らの請求を棄却する」

 

 

 

ネタバレを見るとよねさんたちは被害者の会を発足してあらたな戦いをするようですが

 

その布石となる言葉、方向性をこの判決文が示したのでは?と思います。

 

またこの判決文を航一さんが外で聞いているという演出もすごかった

 

ちゃんと最後までこの戦争に対して描いてくれたと感じます。

 

本当に挑戦の数々だった「虎に翼」

 

脚本家、演出家、演者さん達 みなさんの覚悟と表現力があってこその

 

ドラマだったと思います。

 

今日はあさイチに伊藤沙莉ちゃんが出演していました。

 

朝見る時間はないので録画をしてきましたので

 

帰ってから見るのが楽しみです。

 

今月で終わる「虎に翼」ですが、尊属殺人裁判・学生運動等々

 

まだまだ見せてくれるようです。

 

そうそう、梅子さんと道男の店「笹竹」も決定しました!

 

史実にそった部分とこうしたほのぼの部分がとてもうまくマッチして

 

脚本家の実力を感じます。

 

もう終わってしまうんだ~~なんて感慨にふける暇はありませんね?

 

虎つばファンのみなさん、最後までつっぱしりましょう~~

 

 

 

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