南極大陸 一話 | ドラマとFoodとエッセンス

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あらすじ

昭和30年代。戦後10年を過ぎた頃、日本は失いかけた自信を取り戻すべく、人々はがむしゃらに働き、


経済を立て直していた。


しかし、世界からは 「 マネをする国 」 「 敗戦国 」 とレッテルが貼られていた。


その頃、世界各国で地球観測の動きが活発になっていた。


アメリカ、ソ連など戦勝国を中心に 「 国際地球観測年特別委員会 」 が設置され、


未知の大陸 「 南極 」 観測が計画される。


アジア諸国で唯一参加を表明した日本は、「 敗戦国の日本 」 に何ができるんだと世界から罵倒された。


そして、日本に割り当てられた観測場所は、“インアクセシブル・接近不可能” な場所だった。


そこは氷点下50度、風速100メートルのブリザードが吹き荒れる最悪の場所で、


日本は全く期待されていなかったのだ。



「 今こそ日本人の底力を見せてやろうじゃないか。日本が外国に頼らず、


自分の足で立って生きていく姿を世界に示すんだ。」


地質学の研究者・倉持岳志 (木村拓哉) は、それまで外国の背中を見つめてきた日本が


世界と肩を並べる時がきたと、誰よりも南極観測実現に向け尽力する。


戦争で妻を亡くし、傷つきながらも命がけの戦いに挑むそんな倉持を、


義理の妹・高岡美雪 (綾瀬はるか) は心配しながらも、力になろうと尽くす。


倉持に対する想いを表に出すことなく…。


そんな折、南極観測隊という大きな夢に向かい奔走する倉持たちに逆風が吹く。


国や企業は南極観測に関する資金援助に後ろ向きだったのだ。難航する南極観測への道。


しかし挫けそうになる倉持の気持ちを後押ししたのは、日本の未来に大きな夢と希望を抱いた子どもたちだった。


「 僕のお小遣い使って!」 お金を握りしめた子どもたちからの募金が、全国各地から集まった。


こうして日本の南極観測は 「 国際社会復帰の一大プロジェクト 」 になった。


それは、戦後、はじめて日本が一つになった出来事でもあった。


そのこともあり南極観測は、国の事業として国会で正式に認められた。


正式に南極観測計画が推進するのだが、日本には南極の氷を砕く砕氷船がない。


その時、戦時中、何度も敵地に向かいながら絶対に生きて帰って来た


「 奇跡の船 」 と言われている 「 宗谷 」 を改造する案が出る。


「 戦艦大和 」 の設計者に改造を頼み着工するが、南極出発まであと10ヶ月。


「 宗谷 」 の改造工事が間に合うとは思えなかった。


南極に向けての作業が難航するなか、南極観測隊員の選考が進むが、倉持は


13年前の遭難事故の一件から、南極に行くメンバーからはずされてしまう。


そして犬係りを任され、樺太犬を集めて調教していた


犬ソリを調教する為樺太犬を探していた倉持は、飼い主が夜逃げし、鎖につながれたまま


亡くなった犬をみつける。しかしそこには、もう2匹いたはず・・・と思った時


2頭の犬が牙をむいてほえかかる。鎖につながれた2頭の犬には、タロとジロと書かれた札がついていた。


お腹をすかしていると思った倉持は、すぐ握り飯を分け与える。


悲しい目をした2頭の犬。しかし飼い主がいない以上連れて行くことは出来ずそのまま帰っていく倉持。


その後 そのタロ・ジロが倉持の父と一緒に南極へ行った犬の子孫だということがわかり


すぐにひきとりにいくが、一足違いで市場に売られてしまっていた。


幸い買い手と折り合いがつき、タロ・ジロを引き取ることが出来た倉持。


すぐえさを与えようとするが、うでをかまれてしまう。


しかし、それは犬の確かめ行為で、倉持を受け入れていい相手と判断したタロ・ジロは


倉持に対し、受け入れの行為をする。


タロ・ジロを加えた倉持は、犬ソリの練習をするが、うまくいかない。


それを見ていたリキが、走り出す。するとリキに続いて他の犬も走り出し


倉持は見事犬ソリを走らせることが出来る。


リキとは、かつて犬ソリの先導犬であったが、


古館の孫 はるか達にとって父亡き後の寂しさをうめる大切な存在だったため


現役を退いていた。


しかし、リキの姿を見たハルカ達が、リキが南極へ行く事を承諾した為


犬ソリの先導犬として連れて行くことになる。


これにより、犬ソリがううまくいくと思った矢先、宗谷建設中、事故が発生し


南極行きが事実上中止の危機となってしまう。


現地に戻る倉持。しかし中止決定はほぼきまっていた。


そこへ各技術職専門化が名乗りを上げ、協力を申し出てくれ


人員もたくさん確保することが出来、みなの熱意で計画続行をすることができる。


出発まで現場で働く倉持。それを見ていた白崎は倉持が南極へいけるよう再度要請をする。


厳しかった宗谷の工事だったが、見事完成し、日本の観測隊が無事出発できるようになる。


そこには、倉持の姿もあった・・・・


倉持は星野から、越冬隊に加わってくれるよう打診されていた。


越冬隊となれば、一年の滞在がひつようとなる。


メンバーには、身重の妻をおいていくもの。幼い子供と妻を残していくものもいた。


そして、タロ・ジロも・・・・。


次回へ。


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とんでもない、豪華なメンバーなドラマ。


この計画に


本田宗一郎氏とソニー創始者2名もかかわっていたとは、知りませんでした。


(思わず声を出してしまいました。)


飼い主に捨てられ人間不信に陥っていたタロ・ジロとの出会いのシーンは


涙がでてきました。


戦後の日本が世界からどう思われていたのか、肌で感じることが出来た第一話でした。


次回が楽しみです。




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