GYAOで配信中「ピクニックatハンギングロック」と謎の真相 | こみたんの映写会

こみたんの映写会

日頃観たDVDや映画の感想や日々の暮らしのあれこれ
映画の事以外もかいていこうかな♫

1975年 オーストラりア制作

監督 ピーター・ウィアー「刑事ジョン・ブック」「誓い」「モスキート・コースト」

             「トゥルーマンショウー」「今を生きる」

映像美に満ちたサスペンスです

ピーター・ウィアーがオーストラリア時代にとった映画。すでにカルトムービー扱いらしいのです。DVDの再販を心待ちにしてます。DVDも中古品が高値であるばかり
それが、10分程短縮されて、CMもはいりますが、GYAOで無料配信中です

画面が小さいのが残念。私しょっちゅうレンタルしてます。ただ流すだけでも絵になります


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ソフィァ・コッポラのフェイバリエットムービー で初監督作品

「ヴァージンスーサイズ」1999年に
大きく影響を与えた作品




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もう最高芸術の完璧な映像美。

オーストラリアで実際に起きた。女子学生失踪事件。

1900年2月14日 聖バレンタインの日に

良家の子女が集まる、オーストラりア、ビクトリア州
アップルヤード学院で三人の少女と先生がピクニックの最中に跡形もなく消えた。

未だにこの事件は解決していなくて、謎のまま。海辺のカフカにもハンギングロック事件

でてきます。

予告編









不思議な魅力に満ちた映画。美しい映像と幻想的な音楽。

時計は12時でとまり

ボッテチェリのエンジェルと称される
ブロンドの美少女のミランダ「私はもう長くない」という言葉。や「人は決められた場所ではじまりと

終わりがある」と口にする
なんともしれない、不思議さ

彼女が髪をとかすシーンがいい

流れるバッハの平均律。岩山で少女が朗読する、シェークスピアのソネット




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ピクニックでくつろぐ生徒たちは絵画のよう。美は細部に宿るとばかりにため息もの

全てイギリス様式なのに
ピクニックシーンの、突然画面に大きな蛇やアップだとグロテスクなケーキにむらがる蟻


なんともいえない、不思議な映画。全てが謎めいている


まったりとみられますお時間のあるかたソフィア・コッポラがお好きな方お薦めです




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原作も失踪部分は削除されたり、でっちあげ説もあるのですが

100年以上たった今真相とされるサイトをみつけました

謎は謎のままでいいし、謎のままのほうがこの映画の魅力はあるのですが

知りたい方はここへ、ちょっとすぐには信じがたい話です

すみませんとべません





http://www2s.biglobe.ne.jp/~yochu/cthulhu/adv/hanging/text.html



ソフィア・コッポラがお好き方なら是非お薦めです

この映画こそ、午前10時の映画祭で「刑事ジョン・ブック」のかわりに上映して
ほしかったです


新作「ウエイバック」も公開された事だし


切に希望BDで再販を!!