ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 | こみたんの映写会

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映画の事以外もかいていこうかな♫


この映画1本でミステリー犯罪映画が4,5本創れそうなくらい
中身の詰まった内容だった。

ミカエルというジャーナリストが実業家にはめられ、有罪判決を受けた為、編集社を離れる事になった。

その間、縁のあった実業家から44年前に殺された姪の事件を解決して欲しいと依頼される。

真相に近づく程新たな事実が発覚する

姪が写っている写真をコマ送りにして、視線の先で誰かを見つけた
り、日記に書かれた、暗号が旧約聖書の御言葉の箇所を示し
それが40年代から60年代の若い女性の猟奇的な殺され方と一致している
などと展開から目が離せない

けれど真実と心の闇は深く、殺人、ナチ、宗教、目を覆うような
猟奇的な連続殺人事件がからみあっている
ストーリーが進むにつれ謎解きの面白さも増す

そしてミカエルに情報を提供し、相棒となる天才的ハッカー、リズベット。
事件の暗さと呼応するように、彼女の背景も暗闇に覆われている

まず風貌がハナピ、耳にいくつものピアス、前身パンクのような黒尽くめの服
人を拒絶したような雰囲気。何か異形のものみたい
背中を覆うはドラゴンタトゥー。なにしろ映画の2時間半のあいだ
一度も笑わないのだ

暴行を受けた後見弁護士への復讐の仕方は倍返しか、かなりきてる。
それをみても、かなり凄惨な過去がありそうだ
(しばらく目に焼きつきそう。頭痛がしました)

そしてなぜ記憶力が抜群にいいのか?

人間関係を築くのが苦手なようで、ミカエルに好意を示すのにただ無言の
キスひとつ残して去っていく

リズベットの活躍とルックスをみるだけでも充分に面白い

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役柄の割に小柄で華奢なのです