前に書いた義両親から出産祝いがなかった件について、あれから動きがありました。

後日別件で夫が義実家に行った時のことです。

夫が義両親に出産祝いがない訳を聞いてから初めての訪問でした。


義母が夫に出産祝いを渡してきたのです。

淡いピンクの御祝儀袋でした。

義母は私夫婦に出産祝いを渡したかったけど、義父が反対したので渡せなかったとのこと。

私夫婦にお祝いを渡す・渡さないで義両親は喧嘩したとも聞きました。

前回書いた義両親が出産祝いをくれなかった訳は、義両親の意見ではなく、義父の意見だったのです。


そんなこんなで、結果として出産祝いをいただくことになりました。

夫が義両親と話をしに行く前に、義両親が後からお祝いを渡してくることを想定し、この場合は受け取らないことにしてましたが、夫は受け取ってきました・・・。

義両親にとっては、私夫婦に御祝儀を無心された記憶となることでしょう。



出産祝いをいただいた感想ですが、何とも微妙な気持ちです。

出産祝いがなかったことに対するモヤモヤは消えました。

しかし、嬉しいというわけでもないです。

こちらから催促する形になったことや、出産から半年経過後になったせいでしょうか。

お祝いはやり方やタイミング次第で有り難みが薄れてしまうようです。

お祝いをいただいて文句を言うのは最低です。

でも、これが率直な気持ちです。

義両親、すみません。



ちなみに義両親ですが、このような形で御祝儀を渡すのは今回が初めてではありません。

義母の姉(夫の叔母)の子(夫の従兄弟)が結婚した時も結婚祝いを包まなかったので、夫の叔母から義母にクレームがあったそうです。


義両親はこの叔母さんには相当な借りがありました。

夫は、浪人中に叔母さん宅に下宿し、予備校に通ってました。

叔母さんは夫に食事を用意したり、ジャージのゴムを替えたりして、夫を支えてくれました。

大きな子を自宅に受け入れて生活を共にするのは大変ですが、夫だけでなく、夫の弟も同様に叔母さんにお世話になってます。

しかも無償だったらしいです。

にも関わらず、義両親が叔母さんの子に結婚祝いを包まなかったら、叔母さんが怒るのも当然です。

しかし、この時も義父の反対にあって義母一人で叔母さん宅に御祝儀を渡しに行ったとのことでした。


義父はお金に潔癖で、「お金は大事じゃない、気持ちが大事」という考えなので、御祝儀のやりとりをするとその気持ちに水を差すとでも思っているのかもしれません。

なので、節目のイベントでも御祝儀なしを貫いてきたんでしょうが、個人の考えよりも儀礼を優先してくれればトラブルは避けられたはずです。

やはり私には義父の考えは理解できません。



と、ここでは大口を叩いている私ですが、今度義両親と会うのは気まずいです。

私は今は地元に帰っているので、義両親と会うのは2か月くらい先ですが、時間が解決してくれるんでしょうか。

とりあえずお返しは多めにします。


読んでいただき、ありがとうございました。