夫と一緒に私の実家に帰省しました。
帰省中は、義両親にうちの猫の世話をしていただいたので、お礼に地元の銘菓や特産物を送ることにしました。
その一時におけるやりとりです。
私が「お礼は何にする?」と聞くと、夫は呑気に「お礼なんていらないよ」と言いました。
夫の言い分も分かります。
実の親子ならば、猫の世話を任せてもお礼なしが許されるでしょう。
しかし、嫁である私としては、そういう訳にはいきません。
何と言っても嫁と義両親は他人ですので、マナーは守らねばなりませんし、何より、お礼をしなかったら、義両親は夫ではなく嫁を責めるものだからです。
これを私の両親と夫との関係に置き換えてみると、夫が私の親から責められることはないので、嫁の立場の弱いところだと思います。
夫はそれを分からずに「何もしなくて大丈夫」と言うので、私は夫の言うことは無視することにしました。
なので、お礼をすることを前提に「お礼は何にする?」と聞いたのに、夫の回答が的外れで、軽いため息が出ました。
夫には「そういうわけにはいかないの!」と言い、夫婦でお土産売り場に向かいました。
売り場で真剣にお礼の品を選ぶ私を他所に、夫は自分が食べたいものを見ていました。
夫に義両親の好みを聞いても、「知らない」としか返ってきません。
男女差別のつもりはありませんが、男の人あるあるで、夫は親の好みを分かってないのです。
そのせいで、義両親に贈る品を選ぶのはいつも私です。
ちなみに義両親は何をあげても無反応なので、何が好みが未だに不明です。
これまでの義両親との会話や義実家での食事などをヒントにするしかありません。
「血圧を気にして、お湯のように薄い味噌汁を飲んでたな→塩分高めのは止そう」「甘いものはよく食べてるな→お菓子はマスト」みたいな感じです。
その他、前回の贈り物と似てないか、値段は高すぎず安すぎないか等々踏まえ、品物を選びました。
そして、私は選定品を購入する前に、それで構わないか夫に最終確認しました。
夫は「それでいいよ」と言いました。
いつもこうです。
上から目線でちょっとイラッとします。
夫は義実家への贈り物は嫁の役割と思ってるのかもしれません。
こういう夫の主体性の欠如は、義実家への贈り物問題以外にも、自分一人では義実家に行きたくない問題として表れます(それでも一人で行かせますが笑)。
義実家付き合いは夫に主体的にやってほしいものです。
しかし、平成初期生まれでほぼ昭和脳の私は、なんだかんだいわゆる男女の役割的なものに縛られてるようです。
読んでいただいて、ありがとうございました。