ホロスコープ継続講座を受講してのまとめと自分なりの考察記事です!
1ハウスといえば「自分のハウス」「自我のハウス」などとよく言われていますが、自覚がしにくいという側面もあるようです。
自分にとっては常に大前提にある当たり前のこと過ぎて、見えにくかったり、フォーカスする機会も乏しくなったりするのかもしれません。
無自覚であればコントロールするという発想もないので、「行き過ぎてしまう部分」でもあると講座では教えていただきました。
1ハウスのカスプが「アセンダント」なわけですが、そのサインはホロスコープを読むうえでとりわけ重視される個所の一つだと思います。
アセンダントのサインによって容姿の特徴を解説するような情報はたくさんあるのですが、講座でそれははっきりと否定されていて、非常に安心しました
元々私自身もアセンダント1つで容姿が12分類されるというのは気持ち悪さを感じていて、概ね当たっていなくてもその解説の1つだけでも当てはまれば、「・・・でも目が丸いというのは当たってるかもね」などとこじつけて納得しようとしている雰囲気がどうも苦手でw
ですが、アセンダントが容姿に全く関係していないというわけではなく、「雰囲気」としては何となく感じられるものはあるようで、具体的な目鼻立ちや体格にまで落とし込まなければ極端に間違った理論とも言えないようです。
こればかりは数十人、数百人と鑑定してみないと分からない所でしょうね。
その人の醸し出す雰囲気というのは、天体の影響も大いに受けますので、アセンダントだけを切り取って考えても面白味がなさそうです。
1ハウスは、自分では見えないけれども確かにあるその人の性質や資質そのもの、まとっている雰囲気の一要素であり、また、肉体そのものや体質、健康やエネルギーといったことまで表すようですが、もし1ハウスに天体が入っている場合は、アセンダントのサインよりも天体の性質の方が優先されるという解説もしていただきました。
私自身はアセンダントが天秤座で、1ハウスに天秤座水星と蠍座冥王星があります。
やはり自分のことなのでよく分からないところもありますが、年齢を重ねて思うところが出てきたり、占星術の学びをふまえて納得したりしています。
占星術を知らなかったら、自分を客観的に見れずに思い悩むことも増えていたかもしれません…
1ハウス水星は比較的ポジティブな解説を良く見かけますが、私の場合考えすぎたり喋りすぎたりで現状良い形で発揮できないことの方が多い気がしています。
思考を悪として、「考えないで感じましょう」に偏ったスピリチュアル系の発信を見たり、「考えすぎじゃない?」と身近な人に言われたりすると、絶望的な気分になりますw(大げさに言えばw)
他の人はそんなに考えないんだろうかと気になって、「〇〇してるとき何考えてる?別のこと考えたりする?」などと友人に聞いたりしたこともありますw
私の水星はアセンダントと4度弱離れたところにあるのですが、お世話になっている先生に以前鑑定していただいた際には「自分の思考が通用しないという事は、自分そのものを否定された気持ちになるかも」と言っていただき、非常に腑に落ちました。
あとは他の先生に鑑定いただいた時は、アセンダント近くの水星以外の要素もふまえてですが「神経の過敏さが目立ちそう」とも言っていただき、これも非常に刺さりました。
確かにちょっとしたコミュニケーションや相手の言葉にすごく反応して思考がぐるぐる止まらなくなったりするので、「これは神経過敏と言えるのか!」と新たな発見でしたw
全く自覚はないけど、たしかに神経質な扱いをされることもあって、「いやいや当たり前のことじゃない?」となってたんですが、それが1ハウス的なんでしょうね
冥王星も1ハウスなのですが、妙なところで過剰なプライドがあったり、極端な思考や行動をとりやすかったり(これは活動宮過多で次々に行動するというのも関係ありそうですが)で、1ハウス水星の考えるスイッチを押す要素としては大きく感じています。
発達障害や愛着障害などの概念で、「自分軸・他人軸」「思考優位で感覚にフォーカスできない」「自尊心」「白黒思考」「0・100思考」などの言葉や解説をよく目にします。
自分に当てはまるところもあると感じていましたが、アセンダント天秤座と、1ハウスの水星・冥王星だけで何となく説明がつきそうな気がしました
もちろん、本格的に特性や認知の傾向を見るのであれば、月をはじめ他の天体やアスペクトまで見なければ正確には捉えられないとは思いますが。
強調された天体の作用を扱いきれずに、脳のパフォーマンスに一定以上の偏りがでて生活に支障をきたしたり、生きづらさがでてきたときに「障害」というような診断のつく状態になるのかもしれません。
ホロスコープだけで考えればトランジットやプログレスなどの一時的な影響によるものであるとも十分考えられます。
少数派だとは思いますが、精神疾患や発達障害などの診断は「変わる」と言っている専門家もいらっしゃります。
こういう病気だから、発達障害だから、あれができないよね、これが苦手だよねという決めつけをしすぎるのもどうなのかなと思います。もちろんどうしても変えられない資質と合わない事を克服しようと努力し続けることも違うとは思いますが、見極めは難しいですよね。
人も自分も多角的な視点で見続けるということは大事にしたいと思っています。
身近には出生時間が分かる人で1ハウスに天体がある人がおらず検証できないのがもどかしいのですが、私自身は1ハウスの天体に振り回されがちだという自覚をもって創意工夫していければと思えました!