新しい試みを始める時のホロスコープの決め方【イレクショナル】 | ホロスコープ勉強部屋 ~見えるものにも見えないものにも偏らない均衡を目指して

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教科書通りのリーディングにしっくりこないことには、大きな意味があるはずです。納得できるまで遊び心を持って考察していきます!

昨日の記事の続きです。

 

 

12年に1度のジュピターリターンの恩恵を受けたいと思い始めたイレクショナルw

大吉には仕上げられませんでしたが、ハードアスペクトだけが暴走することがないように、別の角度から何らかのソフトアスペクトで救いのあるようにはできたと思います泣き笑い

 

自分の備忘録として、注目したポイントや手順などまとめておこうと思います!

 

 

 

①木星の位置取り

今回はネイタルとトランジットの木星が重なるというところが最大のポイントなので、オーブ0でぴったり重なる日から前後に少しずつずらしていきます。木星がぴったり重なる日だと、チャート単体で見ても悩ましい感じで、かつネイタルチャートと合わせるとグランドクロスができてしまいますので昇天

そのグランドクロスを作る天体が動きが速い物だったのでいじりようがあり、今回のイレクショナルを何とか成立させられた側面が大きいです。

私の場合、木星同士のコンジャンクションがオーブ3度くらいに納まるのは、6月前半~7月前半くらいまでが許容と分かりました。

 

 

②動きの速い天体をネイタルと相性の良い配置にする

月はあとからでも調整できるのでとりあえず無視。

トランジット水星・金星・太陽が、ネイタルのアセンダントとその近くにある水星とトラインになる期間があったので、その数日に一気に絞りました。

偶然にもその3天体はかなり近い場所にあるので、ソフトアスペクトが非常に強調されることになり、ここで結構テンションが上がりましたw

 

 

③チャート単体でのハードアスペクトを避ける

②で一気に絞った数日で、あらためて当日のチャート単体を見てみると、ネイタルとは相性の良かった水星金星太陽が、土星や海王星からスクエアをとられることに気づきます昇天

ここはもう動かしようがないと判断し、オーブがなるべく緩くなるように微調整し諦めましたw

 

 

④ミッドポイント(ハーフサム)を見る

まだまだ理解できていない手法ですが、興味本位で調べてみました。

(こちらののサイトでネイタルとの相性まで一気に見れます→リアル西洋占星術 無料ホロスコープ占い (horofor.com)

動きの遅い天体だけでみてもよさげな軸との接触があったりで、ここでもテンションが上がり、多少悪い要素があってもとりあえず何か試してみたいなという気持ちが強くなりました。

トータルで見るとよろしくない軸への接触もありますが、なるべくそれが少なくなるように、月やアセンダント・MCなどすぐに動かせる要素は調整しました。

 

 

⑤天体の入るハウスを選ぶ

④と並行しながら、天体のハウスも見ていきました。

才能や所得など、「自分の自由にできるもの」を表す2ハウスを狙いましたが、その時間帯では月が他の天体とハードアスペクトをとることになるので諦めました。

MCに木星コンジャンクションで景気の良い感じはどうだろうとやってみると、これが良い感じでおさまりました!

ほぼミクロな視点で悪い要素を排除しつづける作業でしたが、最終チャートを見たら、偶然にも月が木星冥王星とトラインになる位置に!!

 

 

⑥アセンダント・MCのサビアンを見る

MCは木星とぴったりコンジャンクションでも良かったのですが、どうせならサビアンにもこだわりたいと思い、数分単位で微調整をしましたw

アングルは本当に少しの時間や場所のずれでも変わってくることを実感しました…

場所を指定するとき、「〇〇県」だけの場合と「〇〇県〇〇市」までの場合とでもアセンダントやMCのサビアンが変わります。

マップから自分の住所の緯度経度を調べ、それを10進法から60進法になおしたり…(こちらのサイトを利用しました→https://www.motohasi.net/GCPS/PosConv.php

私のやり方が間違っているのか、緯度経度を入力してみても、サイトによって微妙に違う結果が出たりで、最終的には適当になりましたw(プラシーダスやコッホなどのハウスシステムも注意したつもりです)

 

 

 

イレクショナルしてから数日たち、記憶が曖昧なところも多いのですが、おおまかにこんな感じでやったはずです…

そしてできあがったチャートはこちら

 

 

アスペクトラインは出てませんが、月木星冥王星に対して、オーブ5度以内で海王星も合わさってカイトができています。

Astrodienstはデフォルトのオーブがかなり広いのでオーブファクトを60%くらいに変更したりするのですが、有効なはずのアスペクトがカウントされないことが結構ある気がします…私が無知なだけで何か理由があるのかもしれません。(サイン違いの場合や個人天体以外は厳しめに見るとか?)

 

火星がきつい感じがしますが、ネイタルの海王星とはトラインになります。

太陽水星金星と土星海王星のスクエアは、オーブが少しでも緩くなるようにしていて、かつネイタルのアセンダントや水星とオーブ2度未満でトラインです。

 

唯一何とも調整できなかったのが魚座土星ですね。

記事を書きながら思いついたのですが、時間の調整でアセンダントやMCとソフトアスペクトになるようにするのも手だったかもしれません。

土星こそ対策を重視すべき天体ですよね昇天

 

 

10ハウス強調型で良くも悪くも目立つ可能性があるのですが、おかしなことになった場合はすぐやめられるような心づもりでいますw

土星スクエアがどんな感じででるかも楽しむくらいの気持ちでやります泣き笑い

 

 

もしプロの先生にイレクショナルを頼むなら、時間的余裕が十分にあるタイミングで申し込んだ方が良さそうだなと実感できたのも収穫となりましたw