ラマダンと呼ばれるインドネシアの方々が行う断食があるそうです。
職場の実習生4人がインドネシア人で約1か月の断食にチャレンジ中している姿を間近に見ています。
1か月という長い断食で命の危険は大丈夫なのかという質問をしたのですが、
「毎年やっているから大丈夫。」
だそうです。
日没後から夜明けまでの時間は食べてよいそうです。
どか食いしちゃいそうだね、という問いかけに
「1食分しか食べません。」
と冷静に答えました。
水は飲んでもいいんでしょ?
という質問に
「水も飲みません。」
驚いて、喉が渇かないかと聞くと
「ツバが出ます。」
と体の仕組みを信じている発言でした。
そろそろ1週間経ちますが、いつもケラケラ楽しそうに生活していて、食べる事に執着を持っていないんだなぁと感心して見ています。
私達日本人は3食食べるどころか、おやつも四六時中、水分もこまめに補給しいる状態で、日中だけとは言え1か月も断食を続ける自信がありません。
できたとしても我慢という感じで、夜の食事をひたすら楽しみに待ち望む毎日を送りそうです。
彼女たちは毎日お祈りの時間があり、人格的に若くても成長しているように見えます。
欲のコントロール、生かされている自分の扱い方をとても尊敬します。