栄養士はどんな仕事をする
イメージなのでしょうか?

自分は栄養士なので
人の命を支える神聖な仕事
と思っています。

仕事内容をよく知らない人には
給食のおばちゃんとか
誰にでも真似できる食事作りの延長と
思われているかもしれません。

イメージはどちらだとしても
人は食べないと生きられないのは事実です。

食べなければ痩せ衰えます。
免疫力も下がります。


管理栄養士歴30年近くになると
多くの経験から学ばせて頂き
食べるから生きるという事が
本当の事だと分かります。


人に食べ物を与えるべき人が
与えない、減らす事は
虐待の一つですから
一番やってはいけないこと。


職業柄、食べ物を与えられない
虐待のニュースを見聞きする事は
一般の人よりさらに辛く感じます。
ましてや、目の前でそれが繰り広げられて
いたら必ず守る行動を行います。


あってはならない事を
当たり前に主張しても
心に届かない人は悲しいけれどいました。


昨日は管理栄養士仲間とおしゃべりして
当たり前の正直さを
解ってもらえる有り難さに
心の奥で何かが溶ける思いがしました。


解ってくれる人がいる事が
どんなにか心強い事かを痛感しました。

栄養士の仕事は当たり前過ぎて
バカにされる事もあるかもしれませんが

当たり前の人間が誰なのか
仕事を通じて分かります。


当たり前の人がなかなかいない世の中に
こうして出会えたのも
管理栄養士になったからです。

いろいろありましたが
30年かけて
管理栄養士の仕事をやっと
好きになってきたかもしれません。

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