今日は結婚記念日なので、そんな話を、と思っていたんですが、昨日の鳥山明さんの悲しいニュースを知り、思うことがあり、それを書くことにしました。
鳥山さんの代表作「ドラゴンボール」は、数年前に私のブログにも登場させていただいています。
ドラゴンボール、と聞くと、私はどうしてもこの出来事が頭に浮かびます。
鳥山明さんの訃報に、国内外から悲痛な悲しみの声が上がっているのを見て、この時のあの男の子はやはり間違ってなんかいなかった、と強く思いました。
誰か一人を選ぶという正解のない問題。
同行二人という言葉があります。お遍路さんの巡礼には常に弘法大師が一緒にいる、というような意味です。
同行二人。あの正解のない問題にこの言葉が思い浮かびました。辛く苦しく孤独な日々でも、常に寄り添い、励まし、支えてくれる心の中の存在。
あの男の子が、地球滅亡の危機にソンゴクウと共に、と思ったのは、ソンゴクウがいつも彼を支え励ましていたからなんだと感じます。
そして、世界中に、同じようにソンゴクウに支えられ励まされて人生を生き抜いてきた人がたくさんいる。世界中の悲しみを見るにつけ、そんな思いを強くしました。
あの時の先生は、ソンゴクウ、という答えに激怒したことを覚えているだろうか。
先生の隠し持っていた薄っぺらい正解よりも、あの男の子の答えの方が真実の正解であったと、時空を超えて教えられたような気がします。
あの男の子もこの春には社会人になります。
これまでも、これからも、ソンゴクウと同行二人で生きていくんじゃないかと思います。
そんな素晴らしいキャラクターを生み出された鳥山明先生の御冥福を心よりお祈りします。
そして今日は、ちびまる子ちゃんの声優のTARAKOさんの訃報もありました。悲しみが続きますね。御冥福をお祈りします。