明けましておめでとうございます


昨年もたくさんイイネ、コメントなどお付き合いいただきありがとうございました。



さて、私、今年は還暦を迎えます。


これはブログを始めて初めて迎えたお正月に書いたものです。2021年、もう3年前になるんですね。

今年も一つ年をとる、その一つが今年は大きな意味を持つ。そんな気がしています。


そこで、今の私が深く共鳴するのが、茨木のり子さんの詩「倚りかからず」です。

 

     倚りかからず


 もはや 

 できあいの思想には寄りかかりたくない 

 もはや

 できあいの宗教には倚りかかりたくない

 もはや

 できあいの学問には倚りかかりたくない

 もはや

 いかなる権威にも倚りかかりたくはない

 ながく生きて

 心底学んだのはそれぐらい

 じぶんの耳目

 じぶんの二本足のみで立っていて

 なに不都合のことやある


 倚りかかるとすれば

 それは

 椅子の背もたれだけ


私も還暦の年まで生きてきて、あまりにいろいろなものに寄りかかりすぎてきた、と思います。

昨年は特に、為政者の悪、マスコミ業界の忖度、司法の忖度、宗教の闇などがことごとく表に出てきました。もはやそんなものに寄りかかりたくはない。

自分の感性、自分の思考、自分の感覚を頼りに生きていこう。

そんなふうに思っています。



そんな我が家のおせちですが、




まだ暑い10月頃に早割で予約したものです。

年末に重箱ごと冷凍で届きましたが、今朝にはすっかり解凍されて食べごろになり、美味しかったです。


寄りかからず、と言いながらも、椅子の背もたれだけでなく、私はできあいのお惣菜には今年もたくさん寄りかかりそうです。

これは大目に見てください…。


そんな私ですが、

今年もどうぞよろしくお願いします🎍