前に、こんなブログを書きましたが

https://ameblo.jp/mihuyu2020/entry-12770992364.html

この漢字の成り立ちを今日職場で話題にしたところ、

 妬む

の漢字が、思いのほか主婦の共感をよびました。


オレの稼いだ金、と言われたワケでなくても、夫が稼いだお金で生活するというのは、妻にとっては何となく肩身が狭い思いをするものなんですね。


考えてみたら、私自身も子どもが小さい頃は専業主婦でしたが、再び働き始めようと思ったのも、自分がなんの遠慮もなく使えるお金が欲しかったということがあったように思います。


そこで、夫婦で生活費はどのようにしているのか、という話になりましたが、夫婦それぞれでいろいろなやり方がありました。


それでも、どんなやり方で生活していても、夫の稼いだお金で勝手に自分のためのものを買うのは気が引ける、という思いは共通していました。


夫の稼いだお金で生活する、というのは、夫婦のパワーバランスを崩し、妻が卑屈になってしまいがちなのかもしれません。

まさに 妬 の漢字が今も息づいてるように感じます。


ねたむ、という言葉も

 ね(心)+痛む

で、心が痛む、というのが語源です。


お金によって夫婦のパワーバランスが崩れ、憎悪を生み出すことがある、ということを一文字で表し、今も共感される、この漢字の見事さに改めて感動しました。