『この度はご著書の郵送誠にありがとうございました。早速拝読いたしました。
受傷から現在に至るまでの経緯とその時々における心情が克明に記され、Mihokoさんの20年間にわたる高次脳機能障害との人生に思いをはせました。拝見するに、高次脳機能障害という状況に置かれた方が体験される様々な事象をほぼフルコースで体験されたかと拝察致します。医学的治療から社会生活への移行、社会参加、家族との関係etc それらの出来事への細川さんの感情、対処、克服。なかなか簡単には出来ないそれら の葛藤を明確に言語化していただいたことで、本書に記されたエピソードの数々は、 多くの高次脳機能障害の患者さんたちにとって我が事のように感じられることでしょ うし、同じように悩んでいる彼らにとって指針となることと思います。 さらに、周囲の理解を得る助けになることも大きな意味があると感じました。
患者さんたちからは常に問いかけられます。
『先生、こんな境遇で、私、生きている意味あるの?』
皆さん 自責・他責の念、悲嘆、自尊感情の棄損 そのような感情にさいなまれ、生きる意味を失っている。私は彼らと一緒に、生きている意味を取り戻す旅を続けているような仕事をしています。そのような立場からすれば、本書はまさに生きる意味を見つける心の書であり、個人の尊厳を回復するための道しるべとなるでしょう。
日本ではいまだ高次脳機能障害に対する認知は十分でないのが現状です。
そのような状況下で全国の数十万人、あるいはそれ以上の方が高次脳機能障害に対する社会の無理解に苦しんでおられます。
本書の刊行はそのような方々にとってのエールであり、光明と言っていいでしょう。
これだけのボリュームの原稿をまとめるのは大変だったと思いますが、本書を世に出されたことについて、お礼を申し上げたいと思います。ありがとう!』
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2022.9出版
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