待ちに待ったERトレーニングの日ラブ

 

一般病棟の勤務開始時間は午前7時ですがERでは6:45の全体ミーティングから朝が始まるとの事で、私も6:45に来るように言われていました。

 

そのミーティングでは主にUnit Director, Nurse Manager, Charge nurseなどトップの人達がその日の流れや業務内容の変更点などをサクッと話していましたが、まぁ知らない単語や略語がわんさか出てきて、私にとっては半分も理解できたか出来ないかくらいのあっという間の時間でした目

 

でもそこで感じた点が2つ上差し

 

1つ目はアメリカあるあるですが、ミーティング中に壁に寄りかかってガムをくちゃくちゃ嚙みながら聞いている人、デスクに座ってる人(椅子じゃなくて机ですよ !!!)、時折携帯をいじりながら聞いている人... 等々、上司が話しているのにそんな態度でいいんかいポーンっていう人が多くてビックリ!でも上司は特に注意しないし、そういう人でも途中で発言もしたりしているからちゃんと話は聞いているんだろうけど、日本じゃ絶対にあり得ない光景だよなぁ~ってしみじみ実感笑い泣き

 

2つ目は、一般病棟では南米系、アジア系、アフリカ系など英語がネイティブではない移民のナースが多く居ますが、ERでは純アメリカ人な白人&黒人スタッフが殆ど。やはり英語力が大事になる場所だからなのかなぁ?と思ったり。

 

さて、その全体ミーティングが終わると、その日はたまたま落ち着いていて夜勤帯から滞在していた患者さんは1人だけだったので、その方を担当するナースを除くその他大勢のスタッフ達は物品補充をしたり機材の掃除をしたり…とこれから始まる1日に備えて準備していました。

 

その間に、私は看護助手さんにフロア案内をしてもらいひらめき電球各部屋の名前など専門用語でパパっと言われたので覚えてないんですが(笑)、呼吸器や除細動器、そのまま軽いオペも出来ちゃうような装備も備わっている超重傷部屋が2部屋、準重傷部屋が5部屋、軽症部屋が15部屋、小児部屋が5部屋、あとはアル中やヤク中で暴れている人用に窓無しで外からロックがかかる刑務所みたいな精神部屋が2部屋…といった感じで、かなりのベッド数がありました。

 

救急車出入口横に救急隊員用の休憩室もあり、そこには自販機(お金は不要、押せば出てくる夢のような自販機乙女のトキメキ)、スナック、コーヒーマシンなどが設置してあって、患者搬入後にそこで一休みしている隊員さん達もよく居ましたコーヒー

 

朝イチのミーティング時から勤務しているスタッフがたった7~8人で、まさかこの人数で1日回すの!? と思っていたらさすがにそれは無いようで、8時、10時、12時... と時間をずらして徐々に出勤者が増えていってピーク時には15~20人近く居るようにしているようです。

 

一応 部屋割りもあって、一人当たり5部屋ずつ程度担当し、でも必ずしも全部屋が埋まってるとは限らないから手が空いたら忙しい人を手伝って…と言う風にうまく回っているようです。

 

私はこの日、実際の現場を見るまでは「ERって交通事故や銃で撃たれた人、心臓発作とかで死にそうな人だけが行くところなんだろうな」って思ってたし、きっと日本の救命センターはそういった重傷者しか運ばれてこないと思います。なぜならちょっとした症状だったら内科とか皮膚科とか、普通のクリニックに行くじゃないですか。

 

でもアメリカではちょっとした腹痛や切り傷程度の患者さんもERにわんさか来て、まるで日本で言う一般外来のような扱いでビックリびっくり

 

これは医療制度の違いかと思いますが、アメリカは日本と違ってお医者さんにかかるのも予約制、下手したら数日後まで予約が取れないという事もザラです。(日本でいうところの歯医者みたいなイメージかな)

 

でも急な腹痛とか、料理中に手を切っちゃって血が止まらない!って状況で数日後まで待てるわけ無いじゃないですか 笑。そんな、今すぐ診てもらいたいっていう患者さんがERに来るんですね上差し

 

普通に歩いて来て歩いて帰っていく人も全然居るし、”救急車で死にかけの人が運ばれてきて緊迫した状況で治療する”という私のイメージとは違う部分が多くてビックリでしたおーっ!


勿論、交通事故などが起きればそういった重傷者だって運ばれてきますよ!でも、腹痛とかの軽症患者の相手をする方が圧倒的に多いです。だからER内にある部屋も、軽症者部屋が大多数なんですね!!

 

そしてこれは有名ですが、アメリカでERを受診した後に請求される治療代が怖すぎるという話、誰もが聞いた事があると思います笑い泣きたった絆創膏一枚貼ってもらっただけで1万円、救急車なんて使おうもんなら10万円とか 笑。それも保険でカバーされた後の自腹分がそのお値段だからビックリですよ!

 

私の友達も、古くてガタついていた窓を開けようとしたら窓ガラスが割れ、その破片で手首を切って大出血!!!(想像しただけで血の気が引くわ滝汗) 急いでERに行き2針縫われ、それだけで後日請求がきた治療費の自腹分が3万円だったという。。。そのお陰でその当時買おうと思っていたマウンテンバイクの購入を諦めたという話を聞いた時は、ERなんて絶対かかりたくない!って思いましたショック

 

因みに、患者さんが入室すると医者やナースよりも真っ先にという勢いで経理担当者がパソコン片手に入っていって、加入している保険や住所などの確認をしています。そういう所はしっかりしてるんですね 笑。

 

そんな感じでERにかかると痛い出費になるっていうのはアメリカに住んでる人なら知ってる人も多いはずなのに、それでもちょとした腹痛程度でERに来る人は、余程お金があるのか良い保険にでも入ってるのかな~、なんて色々思っちゃったり笑い泣き

 

 

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