それは、体操選手の女子が、飲酒と喫煙で辞退をしたことだ。
たった１９歳の女の子に、生涯消えない十字架を背負わせるのはどうなんだろう。
薬物とかれっきとした犯罪ならまだしも、あと数ヶ月で許可されるものを、こんなに厳しい処罰をもって償わせるのは釈然としない。
何より私が思うのは、他の国と違って団体戦を４人で戦わねばなくなり、疲労もその分蓄積し、結果８位(最下位)で終わってしまったことに対する、彼女自身の罪の意識だ。
日本人は、他者に対する思いやりや、人に迷惑をかけない、ということを子供の頃から教育されていて、それは私は素晴らしいことだと思っているのだが、今回の件でも一番痛ましいのはそこで、本人が出場せず、個人戦に出られないのは百歩譲って致し方無いにせよ、団体戦でチームに迷惑をかけたのはあまりにもせつない。
１９歳は、うちの店にも同い年の従業員がいるが、オトナぶってもまだ子供だ。
どうして五輪が終わってからの処罰を考えてやらなかったのかなぁ。
以前、バドミントンでも問題があったが、あれは違法カジノに出入りしていたということで、明らかに公序良俗に反することだが、今回は温かい目で見てやることはできなかったのだろうか
