かのんに


「パパママ?
かのんが生まれてきて嬉しかった?」


と、突然喃語で聞かれた。
喃語だけど、わたしにははっきりと聞こえた。


最近お誕生日だったので、
かのんの顔を両手で包んで



「ママの子になってくれてありがとう。
生まれてきてくれてありがとう」



と言ってたからか?突然かのんから言ってきた!😳



走馬灯のようにかのんをdisっていた当時の私が思い浮かんだけど、


慌ててそれを奥へ奥へと心の押しやって


「う、う、嬉しかったよ!」


かのんの顔を両手で包み、ありがとうと言った。



かのんの目がキラキラしてた。


ひまりも生まれて嬉しかった?と喃語で聞いてきたので「もちろんひまりも生まれてきてくれて嬉しかったよ」と答えた。


さらに目がキラキラ輝いた。


昔なら「なんかごめん」と思ったと思う。



けど今は「確かにスタートはかのんのことdisったけど、今はそれを遥かに超えるほど愛してるし、あの時の自分がいなかったらわたしの場合は前に進むことができなかった。だから凸凹進んできた普通じゃない私たち親子のカタチも、これはこれで最高だ」


と思える。


ひまりとかのんの子育てのスタートは、それはそれは大きなギャップがある。そのギャップにも苦しみまくった。


みんなが喜んだひまりの誕生。
みんながうつむいたかのんの誕生。


けど今は、2人から同じように幸せをもらってるし、2人とも同じように愛してる。

世間からみたら普通じゃないスタートがあったとしても、それがいつの間にかその人の「普通」になる。


かのんのキラキラした目をみながらそんなことを思った。


生まれてきてくれて、わたしにいろいろ教えてくれてありがとう。




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ひまりの髪はブルー