「かのんちゃんはなんの病気?」から始まった、子どもたちの、自分とかのんの「違い」への興味。
担任の先生に
かのんの入学当初に先生にも読んでもらった
「あいちゃんのひみつ」を、
子どもたちへ読ませてもらってもいいか?
そして最後に子どもたちと歌って踊ってもいいか?
と相談した。
「いいですね‼︎」とすぐに授業の1コマをあけてくれた先生。とてもとても嬉しかった。
先生にはお礼を何度言っても足りないくらいだ。
大切な授業の1コマ、40分。
短くてあっという間のこの時間を、
子どもたちとどう過ごそう?
私が本当に伝えたいことはなんだろう?
ダウン症のこと?かのんのこと?
そう考えた時、
自分が活動を始めた原点を思い出した。
「この世にはいろんな人がいる。でもそれを子どもの頃から知ることが難しい。そうだ!いろんな子がいることを、まずは知ってもらおう」
ダウン症の詳しいことは
「あいちゃんのひみつ」を読んで
完結することにした。
読み始めると、
子どもたち誰もおしゃべりもせず、物音ひとつ立たないほどシーンと静まり返って
真剣に聞いてくれた。
そして、
あいちゃんのひみつのあとがきにあった
ワークショップをそのまんまパクって
「じゃあこれからみんなで、かのん体験しよう!」と、軍手をはめて折り紙を折ってもらうことにした。
持ってきてくれた軍手が滑り止めがついているのが多く、「全然折れるよー」と元気な声が聞こえる!
あれー?😂笑
思わず笑ってしまった。
でも、細かいところを折ろうとするとやっぱり難しかったようで、軍手をとって普通に折り紙はじめる子。果敢に挑戦する子。諦めちゃった子。
いろんな子がいた。
「かのんの手先はこんな感じ。
出来ないわけじゃないけど、やりずらいよね。
だからリハビリしているよ」
と話して
「もしおうちに帰っても覚えていたら、大きな氷を口の中にいれてお話ししてみて!かのんがお話しが苦手な理由が分かるよ」
と話した。
ワークショップ丸パクリさせていただいた!
ありがとう、あいちゃんのひみつ!
そして、
この世にはいろんなお友達がいることを
みんなに伝えることに。
私の中で、これが今回の1番のメインイベントだった。
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