かのん、初めての小学校の運動会。




50メートル走。


半分走ったところで止まって、勝手に仕切り直して「よーいドン!」とか言って走り直していた。



ところが目の前にゴールテープがない!とお気づきになられたかのん様。



喃語とジェスチャーでプンプン怒って、慌ててサポートの先生がゴールテープをひいてくれて、ご本人は気持ちよくゴール。

私は冷や汗かいた。。。


子どもたちは優しくて「かのんちゃんがんばれー!」ってずっと応援してくれてた。




続きましてはダンス。 


50メートル走で疲れすぎたかのん様。
「ダンスはやりませんの」と1年生のテント下の待機場所で漬物石のように固くなっておられるではありませんか。



とにかくみんなで説得したけど動かない。いやだいやだ!と暴れるかのんをとりあえずみんなのダンスの中の輪へ座らせた。



子どもたちはやっぱり優しくて「かのんちゃん、座ってていいよ」とか言ってくれるから涙出そうになった。



1年生の待機場所のテント下にいつでも出動出来るように見張ってる私。みんなは保護者席でみてるのに、私だけ1年生の待機場所。そしてかのんは頑なに踊らない。


悪目立ちしてる親子ってことが辛くて、胸が痛くて、どうしようかと思ってたら、いつもうちの親子を助けたいと心底考えてくれている かのんと同じクラスのお母さんが満面の笑みで私の隣に座ってくれた!

「隣きちゃったよ!」って。自分の子どもも踊ってるのに、かのんを応援しに来てくれた悲しい



「かのんみてるよー!かのんカッコいいぞーーー!」



と大きな声でかのんにエールを送ってくれる。
泣くの我慢してるから何にも声が出ない私。



そしたらまた満面の笑みで


「一緒にいる事が最高だよね!かのんはカッコいい!だって逃げない!あそこでみんなといる。それだけで最高じゃない?かのんはすごい!」



なんて言ってくれるから、もう我慢していた涙がドバっと出た!



退場の時も漬物石のままのかのんは、担任の先生とサポートの先生両脇に抱えられて、酔っ払って怒ってるおじさんが警察に連行されてる状態で退場。



隣にいたママさんはそんなかのんを心から楽しんでくれて、大きな声で笑ってくれた。本当に本当に救われた。



かのんと手を繋いで帰った帰り道。かのんはなぜか満足そうだった。私の心はぐちゃぐちゃだった。



私は何を期待したんだろう?かのんが「当たり前にみんなと同じようにできること」を期待していたのか?


でもよく考えろ私よ。



かのんは練習の成果を発揮してるだけだ!むしろ練習の時よりきちんと座れているじゃないか!練習の時は大の字になって寝ていたし、日陰探して脱走してた!それに比べたら、かのんはかのんらしく頑張ったんじゃないか?



木曜日の夜から体調崩してて、金曜日の夜ギリギリ回復して、炎天下の中かのんはかのんのやり方で頑張ったんだ。

ここでまた「こうあるべきだ」に縛られている自分に気づいた。まだまだ修行がたりないな。

学校、子どもたち、そして、いつも寄り添ってくれるお母さん、かのんの挑戦を見守ってくれている保護者の方へ感謝の気持ちはずっとずっと忘れたくないな。



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ディズニーはこれで乗り切った!オシャレとかなんてもうどうでもいい。とにかく日焼けから逃げるんだ!




安い!



オーロラにやられる。。。





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