TANGO中毒(JUNKIE) -11ページ目

TANGO中毒(JUNKIE)

タンゴダンスのつれづれ&毒舌、モンクなどなど。。。

しばらくです。
もお、そろそろブックマーク外された方も多いと思うんだけれど
とりあえず「今年は」頑張って書きます。。。3日坊主

あのね、先日とあるタンゴを踊らない方から
「タンゴってそんなにスタイルによって踊り方違うんですか?
 タンゴのスタイルってナンですか???」
 。。。って質問いただいちゃったのよ~~

どこまで答えてイイモノか悩みつつ、
ご返事書いているうちに
「あ、コレ、久しぶりの
  『中毒(ジャンキー)のネタ』かしらあああっっ」
って思っちゃったので、UPしとくわっ

だって「**スタイルってなんですか?」っていうご質問も
頂いてたぢゃない?
(もう質問下さったご本人も忘れてるかも、だけど)
その前に「タンゴに於ける『スタイル』ってなにさ?」ってお話を
しとくのも悪くないかな~~?なあんて思ったのよ。

新年早々、なが~くてクダラナイわよん


バナー


先ず
>また、タンゴにはそういったスタイルが
>かなり細かく分かれているものなのでしょうか?

何々「スタイル」として言われているものは確かに幾つかありますが
実際的には商業的な差別化の為に言われているもので
バレエの「ロシア・スタイル(ワガノワ・テクニック)」、
「イギリス・スタイル(ロイヤル・テクニック)」、
「フランス・スタイル」とかいう、明らかにテクニックが違い、
動きの名前までちがう「テクニック」や
お茶やお花のような明確な「**流」と言うようなものほど
しっかり確立されたものではありません。

むしろサルサでいう「スタイル」と
タンゴの「スタイル」は近いのでは?と思います。

以前はサルサも色々な国々で踊られるようになり、しかも国々の交流が
余り無かったせいで、その土地ごとの「流行」的な物が生まれ、
各々の場所で違った発展を遂げてきました。

 と、A町でサルサを踊っていてSalsa Kingになっちゃた
 ミゲル君が(別にラファエルでもイイんですが)、B町に行ったとき
 早速サルサバーに繰り出して「さあ踊るぞ!」あれ?踊れない。。。
 全然リードに付いて来てくれないし、彼女も楽しそうじゃない。
 良く周りを見ると、自分の知らないステップが、知らないリズムの取り方で
 踊られている。。。コレは何だ?イヤ、サルサなんだろうけど。。。
 でも、自分は「Salsa King」だし。。。

 ココから「オレは『A町のサルサ』あれは『B町のスタイル』だから別のモノ」
 という発想がスタートするわけですネエ。
 (↑もちろんLatinoのコトだからココに
  「オレのがNo.1アイツらのはニセモノ」的な
   ニュアンスが多分に含まれるわけです。)

そしてそのSalsa King達が「ダンサー」と呼ばれるようになり
世界を駆け巡るに当って、自分のダンスを差別化&正当化する為に
「ラベル」(ジャムの瓶なんかについてるやつ)を付けたのね。これが
「L.A.スタイル」「N.Y.スタイル」「Salsa Cubana」「Salsa Colombiana」のような
「スタイル」と呼ばれるものなわけです。

 そして。。。ココまでの文章の「サルサ」を「タンゴ」に置き換えれば
 状況はほぼ同じと申せます。


 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

どおおお??「くだらん」と思ったアナタ
アナタが正しい

タンゴに於ける「スタイル」の意味って
この程度なのよ、ってコトが分かって貰えれば
正に「概論」の意義達成ってトコかしらん?

ではまたね

各論につづく。。。ってか
続けばいいかな?と



バナー

先日、某コロンビアカップルのデモみたの。
申し訳ないんだけれど、もお、
突っ込みどころ満載だったわあん。

最近は経済状況の悪さにもかかわらず
ブエノスアイレスに長く居るColombianosは
目立つようになってきているし、彼らが得意の
ステージタンゴ・コロンビアスタイル」だけでなく
サロンでも目覚しい上達ぶりなのよん

そのウチの1組がデモをしたんだけれど
彼らは今年の選手権ステージ部門ファイナリスト

バナー


。。。が1曲目
(彼らのアイディアでは)「っぽい」振付→「Zorro Gris」

選手権で、も~見飽きたっちゅうの。
選手権に出た、コロンビアカップルで
「っぽい」「コケティッシュ」を狙う組の
ほとんどはこのZorro Grisだったのよ~~

  何かあるのかしらん?「*こうち(Coach)」が
  この曲が好き、とか?
  某カップルがこの曲で勝ったので
  ラッキー曲として認識されている、とか?
  
  (注:ブエノスでは、TVの影響でダンスのトレーナーの事を
   「coach!(コーチ)」って呼ぶのが流行っているの。
   最初「こうち」って言われた時、わかんなかったわん)

。。。2曲目
サロンスタイル?の振付

イマドキ、そういうコトする人はいるから、モンクは言わないわっ
モンダイは、1つ1つの技はあるのに、音楽を無視して
作られているから、全く説得力が無い。。。だからかえって
「振り付けてありま~す」って丸見えなのよん。

  多分「ブエノスのミロンガでのデモだからサロンっぽく」
  と考えて付け焼刃で作ったのか?
  「最近サロンで頑張ってるからそれをお見せしたい」
  というチャレンジ精神だったのか?

  もし前者だったら「できんコトはしなさんな」だし
  後者だったら「努力賞!」かしら?
  (努力賞。。。ってDouble Meaning よねえ、
   「努力」(だけ)は認めます、みたいな

。。。3曲目
ミロンガコレは面白かった。
確かに「ソコでソレは勿体無いでしょ」な
部分は多かったけど、それでも中々興味深いトコがあって
楽しめましたわ。




  全体には。。。きっと「ブエノスでデモだからっ」って
  頑張ったんだと思うんだ~~。
  ブエノスのミロンゲーロってキツいからねえ。

  だからダンサー間には色んな「定説」が
  意味も無く流布してるんだけど
  それを鵜呑みにして、努力が空回りしてるのを
  見るのはツラいかな

  アタクシ的には選手権での「どおだあっ」的な
  あの踊りが見たかったなあ、その方がミロンゲーロの
  オジサン達だって納得したはずよん。
  (もちろん彼ら位の実力があれば、ってコトだけど)


  ともあれ、ガンバレコロンビア


ついでに日本もガンバレ
↓ポチよろしく

バナー
この組合せ、実は見たの初めてよん。
数々のミロンゲーロの他、Naveira等に師事の後
ドイツに本拠地を構えたのがこのEl Pajaro

El Pajaro(鳥)ってニックネームは
実は2人いるんだけど、彼の場合は
この高い身長にも関わらず
ガリガリに痩せてたから、なんですって

アタクシはガッチリしてる彼しか知らないから
なんだか意外なカンジだわん




バナー

長く組んでいたMechaとセパレート後、このBelenと組んで
なお「インプロ派」としてドイツで鳴らしている彼だけれど
よく見れば、短いシークエンスを幾つか持っていて、
それを状況に合わせて出してくるやり方で
デモをこなしているのは明らかねっ。

Belenは明らかにクラシック出身らしく
飾り足としてロワイヤルをかましながら踊ってたわん。

1曲だけLos Reyes del Tangoとも共演したんだけれど
ちょっとトラディショナルな技を、新解釈している所とか
El Pajaroの足技とか結構好きなところも多かったの。

でもどうしても、彼女の脚の使い方の非対称なのが
気になっちゃったかな?
気がつくと飾り足も全部右脚でやっているし、
明らかにフリーになっているべき筈の右脚が
どう考えてもフリーになっていないのよね。

それでもあのトラディショナルな使い方は
クリーンで端麗アタクシ結構好きよ。

最近見かける、所謂ひとつの「ヌエボ派」女性の
足の置き方、脚のムーブメントの汚さ
辟易しているせいかしらん??

いやん、モンク始めるのは止めにして寝ちゃおっかな。

またねん

バナー
お互いにスター性が有って
テクニックもほぼ互角、
ネームバリューもモチロン50x50

そんな言わば「ツッコミ同士」のカップルとしては
8年とゆ~長い間続いた、珍しいカップルがこの
Gabriel & Alejandra





バナー

Gabrielは早くから天才少年として持て囃されたものの
元パートナー(これまた天才少女)G嬢に
他のオトコと駆け落ちされて以来、余りパートナーに
恵まれず、「ただのナマイキなガキ」として
干された時期も有ったのですが、このAle嬢と
組んでからは、押しも押されもせぬ

「横綱クラス」として人気があったのよん。

若手(年齢だけは)の中でも
「足裁き、スピード」などの身体能力と
長年に積み上げたテクニック、
持ち前のPiccardiaなど
正に正統派な「TANGO STAR」と申せます。

ソレに対する横綱がAlejandra

Alejandraをアタクシ初めて見たのは東京でなの
TANGO PASSION東京公演で見た彼女は
キュートな振付と、スピードのある動き
美しい手足。。。と全てが揃ってる感じがしたわん。
(ああ、トシがバレバレ

ちなみにコレが初めて
「TANGOやってみてもいいかも?」と思えた舞台だったのよん。

その時組んでいたGustavo Russoも
キレイで素敵なダンサーだったけれど
別れて暫くは、全く鳴かず飛ばずが続き
某ミロンガで彼女が踊った相手がGabrielだったの。

 。。。正直言うとね、その時は
 「姉と弟」なカップルだったわん。
 どう考えたって彼女の方が大きかったし、
 。。。まあ態度も、ね。

彼女の「女性のテクニカ」クラスって言うのは
未だにかなり人気があって、ショウダンサーにも
彼女のお弟子さんは多いハズ。


 さて、なんだかんだ言っても
 やっぱりケンカ別れしちゃったお2人。。。残念だわっ
 なんと言ってもあのROCK'n ROLLが見られないのが

 「失礼な」と起こらないでねん。
 ブエノスでも必ずデモで踊っていたんだから




 どおお?スゴいでしょおっ

ではまたねん

バナー
イマドキ的には「ミロンガ=El Flaco Dany」
だったりするけれど、コントラスピエを
世に出したのはこのOMARさんだったりするのよ。


バナー

少年時代から無類の運動神経で、無茶しながら成長し
大人になった頃には身体ボロボロ
だからこそ生み出されたこのムダの無い動き。

Danyがややドライでシャープな動きであるのに対し
彼はあくまでウェットで柔らかな動きなのが特徴なのよん
それと「シンコパ」などという流行語が出来る前から
天才的にシンコパってたのは彼ぐらいかしらん?

 (あっ、シンコパのお話も書かなくちゃね~)

↓ミロンガ(余りパートナーが良くないけど)





↓タンゴEl Entreriano



グループレッスンで踊ってもらっても、見てもらっても
ふつ~のシンプルなステップでも、アタクシには
いっつも「NO! ノー」とダメ出しの連続だったのよ。

多分きんちょ~してたのと、「どうしてダメなのか?」が
中々分からなかったのとで多分、アタクシのアタマも
余計に動かなくなってたんでしょ~ね。

ある日サルサが掛かったら、それで「踊ろう」って
誘われちゃって(彼はサルサも名手だったの)
踊ってみたときに。。。

 コレかっw(゚o゚)w オオー!

 やっと何が悪かったか分かりました。
 そんなん先に説明してよねん、と思う半面
 「口で言われても分からんわな」と思っちゃったわん。




また別のお話で。。。


以前、彼と踊っていたら後ろからDanyが
「で?固いん?」
OMAR「うん、固い固い」

 。。。そんなにワタシの身体固いですか?

落ち込みまくった帰り道、2人にバイバイしにゆくと
「そういう固いHIPは、ど~やって作るんだ
 ジムでトレーニングするのか?」

 いつの間にサワったんだをいっ

エッチで踊りが大好きで、それでもエレガント。
昔ながらのミロンゲーロと、イマドキのマエストロを
ミックスしたような彼は、ウチの相方とも仲が良かったんだけれど
先週49歳で亡くなりました。

近年は身体にも気を使って禁煙、禁酒、
食べ物さえ色々制限するくらいで
周りが驚いちゃったくらいだったのよ。
そして「久しぶりだね」とブエノスでご挨拶をした
1週間後に逝ってしまうなんて、未だ信じられません。

ボロボロでも、家族も居ないブエノスアイレスに
独りぼっちでも帰ってきたかったのかな?
そう思うと同じトラベラーとしても胸が痛みます。

オジさん、あっちに行ってもムチャするんだろうな。。。

バナー