首をほぐして目の血流をあげましょう♪
なぜなら首には、
心臓から目と脳につながる血管が通っていて、
重要な部分だからです!
首が凝ってしまうと血流が悪くなり、
目や脳に届くはずの血液が不足してしまいます。
また、
脳から首や胸を通りお腹まで達している、
「迷走神経」は、
全ての内臓を支配する重要な神経です。
そして大切な副交感神経は、
この迷走神経が大部分を占めています。
そのため、
首がこると副交感神経の働きが鈍くなり、
血液の流れが滞ります。
それらを防いだり改善するための、
簡単にできるマッサージを紹介します♪
首のウォーミングアップ
「ホットネックタオル」
ホットタオルで首を温めてからストレッチをすると、
より効果的です♪
<やり方>
ハンドタオルくらいの大きさのタオルを
水に濡らして固く絞ります。
電子レンジで温め、
首の後ろから肩にかけて、
タオルを当てて温めます。
首と目に血液を送り込む
「耳ひっぱり」
目や顔、そして頭皮や首の筋肉ともつながりあい、
隣り合っているのが耳です。
その耳を優しく引っ張ることで、
こわばった筋肉を伸ばし、
血流を促します。
耳にはなんと
全身の200あまりのツボがあります!
耳全体を揉みほぐすことで、
全身の血流も促します。
<やり方>
力を入れすぎずに、
耳たぶを下に5回引っ張ります。
次に親指と人差し指で耳の中央をつまみ、
顔からそっと離すように、
横に5回引っ張ります。
最後に耳の上部を斜め上に5回引っ張ります。
鎖骨の下をほぐす
「鎖骨マッサージ」
首が前に傾きがちだと、
鎖骨の下が凝ってくるので、
優しくほぐしましょう♪
<やり方>
右手の指の腹で、
左の鎖骨のすぐ下を10秒揉みほぐします。
次に左手の指の腹で、
右の鎖骨のすぐ下を同じようにします。
首の後ろの筋肉をほぐす
「胸鎖乳突筋マッサージ」
耳の下から胸骨と鎖骨までつながり、
首を斜めに通っているこの筋肉をほぐし、
首の後ろの筋肉をゆるめましょう♪
<やり方>
首を左右どちらかに向けて、
浮き出した胸鎖乳突筋を親指の腹で、
下から上へ押しながらマッサージします。
反対側も同様にマッサージします。
首の横をほぐす「首横ストレッチ」
首の後ろに加えて、
首の横も優しくほぐしてあげましょう♪
<やり方>
両手を背中にまわし左手で右腕をつかみます。
右腕全体を下に引き下げるようにしながら、
首を左横に5秒倒します。
その後首を元にもどし、
腕はそのままで左の真横を向き、
5秒ストレッチしたら元に戻します。
反対側も同様にストレッチします。
肩や背中のコリもストレッチで解消
背中と肩をほぐす「肩甲骨まわし」
首の「胸鎖乳突筋」は鎖骨についているので、
鎖骨を動かすことでほぐれます。
同時に肩甲骨もまわして、
背中と肩もほぐします。
<やり方>
両手を肩の上に置き、
ひじで円を描くように前から後ろへまわします。
その時ひじが前でくっつくくらい近づけます。
前から後に5回まわしたら、
次は後ろから前に5回まわしましょう!
こりも一気に解消する
「肩甲骨ストレッチ」
肩甲骨の動きをイメージしながら、
その周りの筋肉をほぐしましょう!
<やり方>
両腕のひじを曲げて肩の高さに上げます。
ひじをぐっと後ろに引き、
肩甲骨を引き寄せます。
ひじを曲げたまま両腕を体の前に戻し、
肩甲骨の間をストレッチを5回繰り返します。
僧帽筋の下部を鍛える
「肩甲骨アップダウン」
首や肩にある僧帽筋の上部が
縮こまって起こるのが首こりや肩こり。
なので僧帽筋を鍛えることにより、
上部が硬く収縮するのを予防します。
<やり方>
肩甲骨ストレッチと同じように、
両腕を肩の高さに上げ、
ひじを90度に曲げます。
腕は持ち上げたまま、
肩を下げて肩甲骨をゆっくり引き下げます。
これを10回繰り返します。
副交感神経を活性化させる10秒メソッド
副交感神経を
イキイキと働かせる顔タッピング
頭と顔には、
目と体に関係するツボが集中しているので、
タッピングをして副交感神経を活性化しましょう!
<やり方>
両手の人差し指、中指、薬指の腹で、
後頭部から額に向けて、
次に額から頭頂を通って後頭部に、
そして目の周りや頬など、
リズミカルにタッピングします。
「指間穴」を刺激して
副交感神経を活性化
人差し指と中指、中指と薬指、
そして薬指と小指のあいだの水かきのような部分に、
「指間穴」というツボがあり、
全身の血流を促し、
副交感神経を活性する効果があります。
<やり方>
両手を組むようにして、
片方の手の人差し指、なかゆ、薬指の腹を使い、
反対の手にある「指間穴」を
もみほぐすように刺激します。
3本の指で同時に行わず、
人差し指と親指で、
1つずつもみほぐしてもよいです。
反対の手も同様にしましょう!
背骨まわりをほぐす
「背骨ツイスト」
背骨の両脇に縦長に沿っている、
「脊柱起立筋」は、
背筋を立てるのに重要な役割を担っています。
肩こりや腰痛の原因になる、
とても疲れやすい筋肉なので、
ゆったりと左右にツイストしてほぐしましょう!
<やり方>
まっすぐに立って膝を少し緩めます。
上半身の力を抜いて、
ぶらぶらと左右にツイストします。
左右5回ずつ繰り返しましょう!
モーツァルトを聴いて
自律神経のバランスを整える
フランスの耳鼻咽喉科医
アルフレッドAトマティス博士は、
モーツァルトの音楽の曲中に、
高音域のゆらぎ音があることを見つけました。
この周波数の高い音は、
脳神経を刺激するため、
世界中で音楽療法や胎教に使われています。
モーツァルトの音楽は副交感神経を
活性化することもわかっています。
体もほぐして目の血流をグンとアップ!
デスクでできる「ふくらはぎの上げ下げ」
ハードな運動でなくても、
コツを知れば、
少し体を動かすだけでも血流は促されます。
そこで役に立つのが、
「第2の心臓」とも呼ばれるふくらはぎの筋肉を
収縮させることによって、
血液を押し上げ、
血流を良くすることができます♪
<やり方>
気付いた時に、
その場で爪先立ちを繰り返し、
ふくらはぎを上下させてみましょう。
時には爪先立ちのまま10〜20歩歩くのもよい。
ふくらはぎの筋肉が鍛えられると、
血液を押し戻す力が高まります!
目がよくなる「あばらマッサージ」
東洋医学では「経絡」というエネルギーの通り道で、
肝臓と目は深い関係にあるとされています。
肝臓を体の外側から、
優しく刺激できるのがあばらマッサージです。
<やり方>
肝臓は、右側のあばらの下に位置しているので、
右手の人差し指から小指までの4本の指を
あばらの下にあてて、
内臓をそっと押しましょう。
肝臓がこわばっていると、
痛くて指が入りません。
その場合は無理せず、
心地よい刺激を得られればOK!
デスクでできる「ひじストレッチ」
ストレスで緊張が続くと、
体全体に力が入りこわばるので、
ひじストレッチで腕をほぐしてあげましょう!
<やり方>
右手を前に伸ばし、
手のひらを前に、
指を下に向けます。
左手で右手の指全体をつかみ、
手前に引いてグッと反らします。
5秒やったら、
同じように反対の手もやってみましょう🎶
内臓のはらたきを活発にして
目をよくする「横隔膜ストレッチ」
後頭部の下のあたりにある筋肉の部分の
首の骨(上部頸椎)は、
横隔膜の神経の出口になっています。
ここがこわばると横隔膜が硬くなって、
動きが鈍くなります。
それを解消するには、
横隔膜ストレッチが有効です。
<やり方>
床にうつ伏せになり、
胸の横に両手をつきます。
腕を伸ばして上体を反らします。
その状態のまま息を吐いてお腹を凹ませます。
そしてその息を吸ってお腹を膨らませるよう、
深呼吸を2、3回繰り返しましょう。
脳の血流をアップする
「バランスボール」
椅子をバランスボールに変えるだけで、
自然とお腹を引っ込め、
背筋を伸ばした姿勢になり、
呼吸がしやすくなります。
また、
自然と全身の筋肉を使うので、
血流が促されます。
バランスボールは、
もともと脳性小児麻痺のリハビリツールとして、
脳の血流を促す目的で開発されたものなので、
仕事の能率を高めるのに、
一役かう効果も期待できる。
ホットタオル応用編
「お風呂で目ぐるぐる
エクササイズ」
お風呂で目の周りにタオルをのせたまま、
両目をゆっくり右回りで一周し、
次に左回りに一周します。
これを2、3回繰り返してみましょう!
いかがでしょうか?
どれも簡単に試せそうなものばかりですね🎶
私も早速、
ホットタオルなど、
家にあるものだけで済んでいくものを、
取り入れてやってみようと思います✨