【状況】
よく人から、「君の話はおもしろくない」と言われる。

【原因】
得た経験や情報を人に伝える際に、おもしろくなるように話を変えることができていない。
または、オチとなるものがどこだかはっきりしていないため、相手はどこで関心を持てばいいのかわからない。

【対策】
自分が体験した話をおもしろく話したいとき、そのままの状況を話すのではなく、多少なりとも作ることをしてみるとよい。
作る際に、起承転結の結を中心に考えるようにする。結を常に意識してもったいつけるかのように起承転で飾りを付ける。
さらに、この結で相手をどう思わせたいのかということを考えることが大切である。共感させたいのか、感心させたいのか、笑わせたいのかなど。

作り話には、論理的な力が要求されるので、アドリブが効かないと思うならば、予め作っておくと心強い。
また完全な嘘はあまりよくないので部分的に作る方がよい。

例えば、
こないだ、スポーツジムの講習会で、いい年して態度悪い受講生がいたよ。ジーンズで来て、マシンの説明聞いてるときにガム噛んで、ジュースのんで、しょっちゅうその場から離れるわで、
”ああいうの見てて、返ってかわいそうだなって思ったよ。”→共感

浪人のとき大変だったよ。遊びたいこと我慢して、一日中勉強してたからさ。電車の中はもちろん、食事中や歩きながらでさえ勉強してたよ。
”でも、そこまで勉強すると、苦しさが楽しさに変わってきたのがすごいと思ったかな。”→感心

中型免許の教習でガードレールに突っ込んでさ、びっくりしたよ。
”ガードレールに並べてあるタイヤが10mくらい飛んでったよ。”→笑い

などのように予め作っておくといいかもしれない。
ただし、すべてを作ると時に信用問題に関わってくることがあるので、その場の空気や状況を考えること。


これもやってみるべし!!

【対策】
「自分が情けないと思うとき」、「自分を誉めたくなるとき」
など、テーマを選定する。そして選定後、
”話す事柄が決まったら、あまり時間が経たないうちに”
そのテーマに沿って、自分の経験や体験談を述べる。
体験談を述べた後、改めてそのテーマを考える。
そして、改善点などをあげて、もう一度時間をかけてまとめてみる。

述べるときは、実際に口にしてもよいし、頭の中で考えるだけでもよい。
しかし、口に出す方が効果的ではある。
話す事柄を決める前は時間をかけてもよい。
話す事柄が決まったらあまり時間をかけないようにする。

例えば、
テーマ「腹が立つけど、言葉に出せないこと」
初回:
電車の中で、隣にいたおじさんが、体をくの字に曲げて、
自分の方に体を寄せてくるんですよ。しかも、結構強く。
腹が立ったけど、どうせあと一駅だし、我慢してこらえてました。
その人がなぜそんなことしてたのかよくわかりません。
改め後:
帰宅途中の満員電車の中でつり革につかまっていると、
隣にいたおじさんが体を横にくの字にして、
腰で押してくるんですよ。しかも、結構強く。
腹が立ったけど、どうせあと一駅だし、我慢してこらえてました。
その人がなぜそんなことをしてたのか今だによくわかりません。
改め時:
電車の中でという状況がはっきりしない。
体をくの字に曲げるというのがどういう形になっているのかわからない。
満員電車と付け加えることで、腹が立つという迷惑さの説得力を
増すことができる。


話しながら、言葉を組み立てるということに重点をおく。
テーマ選定後、話す事柄を決めるまでは時間はかけてもよい。
決まったら、時間をかけずにその状況を述べること。

(テーマの例)
・下記のテーマについて、自分の経験・体験談を述べよ。
「嘘をついて失敗したこと」、「何となく損した気分になるとき」
「最近、目障りと感じていること」、「あの人のここが許せない」
「自分のここが許せない」、「自分が結構冷たい人だと感じたこと」
「最近ドキドキしたこと」、「かっこつけて失敗したこと」
「どっちでもいいと思うこと」、「小さな幸せを感じるとき」
「見て見ぬふりをしてしまうこと」、「友達と距離をおきたくなるとき」
「私が言われた露骨な嫌味」、「わかってることを人に言われたこと」

帰りの電車でやってみよっと!

【状況】
話をおもしろくできない。
さらに、言いたいことがうまく伝わらない。

【対策】
起承転結の定義は、
起:話の発端。始まり。
承:「起」で始まった話をうけて、進める部分。
転:「承」に続いて、さらに話を進める部分。
結:結論、結果、結末。
となっている。
身近な例で言えば、4コマ漫画の流れは起承転結に通常は従っている。

会話をする上で意識するべきことは、結をしっかり用意しておき、それを飾るつもりで、起・承・転を作るようにする。
または、さらに縮めて、起・結だけでもよい。

例えば、
起:こないだ仕事の帰り原付乗っててさ
承:交差点を渡ろうとしたら
転:車が急に曲がってきて
結:危うく事故りそうになったよ。

さらに、起結を取っても、説明としては不足な箇所が多いが、会話としては一応通じる。

このように常に、”結を意識して、これに乗せるように” 文を上塗りしていくとよい。

まさに、前回のレッスンでこれを意識して、「今日有った出来事!」とで1分間スピーチがお題!に

再度分けて、相手に分かりやすく、そしてオチも作れたらいいな。