3.11の震災で被災した方たちの証言をもとに書かれたミュージカル「いのちてんでんこ」


茨城の中学生たちに届けて来ましたっ!




楽隊以外は、公演中に早着替えをするので、(昔は楽隊もしてたけど)着替える前の衣装で楽屋裏撮影♪

ダンサー&俳優さんたちは、主役の市役所職員2人とその幼馴染役の雪以外は、瓦礫になったり津波になったり、避難所の住人になったり、1人何役もこなします

わたしたち楽隊も、演奏はもちろん、ダンサーのなかに入ってちょっぴり踊ったり、ちょっぴり演技もしますが、基本的には架空の物語りでは無いので、わりとそのまま、素で楽しんでます



震災のお話しと聞くと、重い内容かな?という印象かもしれないけど、この作品は悲しいだけでなく、とても力強く「生きること」「死ぬこと」そして「祭り」の意味を問いかけます

この作品に参加させていただき、10年が経ちました

初期のころから、脚本はもちろん、主役含め出演者も代替わりしてるけど、今回はヒロイン役を演じて来た3人が揃うという奇跡的な回でした



雪は、とにかく妹を助けたくて、津波にのまれながらも必死に妹を人がいる方へ放り投げ、キャッチされるのを見届けて満足そうに海に還ったお姉ちゃん




3人とも、それぞれの雪役がとっても素敵で、何度ステージ上で涙をのんだことか…

それにしても、同じ作品で全く違う配役で出演できるなんて、本当にすごい。

台詞はもちろん、振り付けや歌まで、それぞれの立ち位置で全く違うので、ご本人曰く、「新しい角度からこの作品を感じられて楽しい!!」そうで…

それぞれの道のプロフェッショナルが集まって、エネルギーを高め合う素晴らしい作品に参加させていただき、本当に感謝です。

帰り道の夕焼けがまた絶品で



なんだかご褒美をいただいた気持ちになりました☆

ありがとうございましたっ!!



舞台監督、音響さん、みんなのしるし代表の前川さんもみんなでパシャリ♪