NiziU🌈のテレビ出演が楽しみな
(6/30📺マコ🧡リク💛、7/3📺マヤ🦢リオ🐣)
絵本好きのミホです(*^^*)


今は(6/22~)、かに座の季節だという。

そう言えば、牛や干支にちなんだ絵本は
よく挙げてるけど(私、丑年でおうし座)
蟹の絵本は、あげたことないなーと思って、
今回は、の絵本を挙げてみる🦀


🦀


カニの絵本というと、昔話「さるとかに」と

この、『やまなし』

思い出されます。

 

 

 



川底のカニの兄弟の、5月と12月のお話。

知恵者の父親も出てきます。かに座っぽい?



小6教科書にも載っているお話で

※年度と教科書会社による。R6光村掲載

作者は、宮沢賢治


私自身は、習ったことも教えたこともなく、

大人になってから、絵本で読みました。

元教諭です。


「クラムボンは笑ったよ」の

言葉が耳に残っています。

“クラムボン”って何?って思う。不思議な言葉。「やまなし」も読むまで、“やまなし”は、賢治の造語かと思ってたら(やむなし、みたいな単語)梨のことだった。



かに座


没後50年なので、読めますよ。文のみです。



書き出しに、二枚の青い幻燈ゲントウ、
書き終わりには、私の幻燈とあり、

 


幻燈(幻灯)とは

 

幻燈とは? 幻燈(マジック・ランタン)は、いまから300年以上前に発明された、現在のプロジェクターの原型である投影装置です。 ガラス製のスライドに描かれた絵や写真をレンズによって拡大、投影する装置で、光源にはろうそくやランプ、後にはガス灯や電燈が用いられました。

(Googleより)


幻燈つまり投影装置というのだから、


宮沢賢治の心象風景、内側で紡がれている物語を写し出してみたところ

こんな話になったよ──


ということかと解釈しています。



透明で硬質なスライドに描かれた

内的世界が、物語として

起き上がってくるイメージ。



比喩や形容の仕方が
宮沢賢治独特の言葉で、幻想的。
よく分からないままにもかかわらず、
飲み込みながら読み進めてしまいます。
そこが、魅力なのかな?
宮沢賢治は、癖になります。


かんじんの物語の内容の解釈には、
手を出さない。正しくは、出せない。
詳しくないから。
宮沢賢治の名前と世界が巨大すぎ。

でも少しだけ。

クラムボンは、クラブ×クランプトンの造語説に1票。
5月カワセミ泡沫↔️12月ヤマナシ豊潤(私ミホの論)
ヤマナシは岩手の梨で、ふつうの梨とは違うらしい。




カニの話題なのに、カニの話がなかった💦

「やまなし」のカニ兄弟の父親ガニは、

子どもたちを安心させて、より良い方向に導いていける知恵のある父親で

いい父親だと思った。




🦀



『やまなし』の物語、いろんな挿絵がありますね。どんな描かれ方かなと楽しめます。


 

 味わいのある柔らかい挿絵。




 かに座おまけかに座



ほるぷの名著復刻版

『宮澤賢治 風の又三郎』に

「やまなし」が載っていました。





昭和14年12月20日刊/羽田書店版の復刻
棚の飾りになってるので出番があって嬉しい。



外箱から出した…………………目次

「やまなし」の扉絵…………「やまなし」の書き出し




やまなしは白黒だけれど、セロ弾きのゴーシュなど他の挿絵にはカラーもありました。

外箱もあって、装丁が豪華です✨

装丁が凝っていると、嬉しくなります♩





宮沢賢治の過去記事