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ちゃいろいつつみ紙のはなし
![ちゃいろいつつみ紙のはなし (世界傑作童話シリーズ) [ アリソン・アトリー ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/1954/9784834081954.jpg)
表紙の真ん中の赤いお鼻は、
封蝋(シーリングワックス)で、
真ん中は、ドラゴンの印になっています。
※手紙の封や小包の結び目を蝋で固める。
表紙の絵は、本そのものが、
小包のような絵になっていて、
裏表紙も、紐が十字にかかっている絵です。
表紙をめくると、まず見返しが、
切り絵の雪の結晶模様❄️
可愛い♡
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お店の棚で、なかなか選んでもらえなかった
茶色の包み紙(以下、茶色紙さんと呼ぶ)。
ある日、茶色紙さんが買われ、
出番がきました!
ある家族のおばあちゃんへの
クリスマスプレゼントをくるんで、
小包にするためでした。
赤いリボンをかけられた箱を見て
リボン🎀を羨ましく思ったり
封蝋のドラゴン印🐉に喜んだり、
保管場所で、歌ったり、
人に話しかけてみたり…
とても、感情豊かな茶色紙さん。
愛敬たっぷり♡
小包のお届け先、おばあちゃん家で
茶色紙さんは、シワを伸ばされて
またしばらく保管され…。
茶色紙さんの運命や、いかに!?
茶色紙さん、運搬されてるときに
雑に扱われても
運命を呪ったりせず、
包みの中身を守ったりもして、
いい人(紙)なんです。
おばあちゃん家から、また他所へ
行くことになるのですが、
自分の所在を自分の意志で決められないなんて、心もとない。
運を天に任せるしかないなんて。イヤすぎる
茶色紙さんの行く末を
ついつい心配してしまいました。
茶色紙さんは、最後には、
注目を浴びる場所に納まることになり
「うれしい、うれしい」と
大喜び!
茶色紙さん、良かったね♪と
胸を撫で下ろしたのでした
お話作者のアリソン・アトリーは、たくさんの童話を書いています。動物ものが多いです。
この茶色紙さんも、例にもれず感情が豊かで面白かった。
アトリーのお話
チム・ラビットが有名かな。
これは絵本。ハリネズミ登場。動物たちの個性強めで、面白い。挿絵は片山健さん。
クリスマスの絵本。アトリーの動物は、どことなく人間くさい。myブログにも何度か登場。
ハリネズミと装丁に一目惚れ (私は🦔好き)。
最近出た絵本(童話)。めんどりが何とも言えない。挿絵は、「クリスマスのちいさな~」と同じ山内ふじ江さん。
今日は、紙類の片付けでも
しようかな。