町田尚子絵本原画展②”おばけの部屋“より、おばけ絵本色々
今日8/5で、病発覚(手術)から2年経過👏お陰様で、元気にしています絵本好きのミホです先日、町田尚子さんの絵本原画展隙あらば猫に行ってきました♬町田さんは、猫絵本だけではなく、たくさんの絵本を描かれています。今回は、前回①↓からの続きです。『町田尚子絵本原画展「隙あらば猫」へ♪①』夜中に、柔道団体決勝戦を見ました。🥋🇯🇵×🇫🇷、くじ引き戦までもつれ込み、手に汗握る試合でした。銀メダル🥈おめでとうございます!絵本好きのミホです先日、町田尚…ameblo.jp3つ目の展示コーナーは、おばけの部屋夏にぴったりのコーナー👻怖くて見られなかった、あの話題の絵本にとうとう対峙するときがやってきましたその絵本とは、『いるのいないの』この表紙が、すでに怖いのよ…文は、あの妖怪話の名手京極夏彦さん!怖いに決まってるやん!文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫) [ 京極 夏彦 ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}昔、読みました。ふつうに怖かった。楽天ブックスより。参考に。『いるのいないの』は、この古い田舎の家がいかにも出そうな雰囲気。この絵本を描くにあたって、モデルの古民家を取材してそれを元にこの家の間取りを描いたそう。その間取り図には、2種類の番号が書き込んでありました。男の子のいる位置番号と、もう一つの位置番号。それは、カメラ位置的な番号!🎥これには、びっくり多彩なアングルと構図は、このような工夫があったのですね。ちゃんと猫もいます。猫をあちこちに配置?することで、民家の隅々に目をやるように工夫しているらしい。ほー、なるほどです。町田家の猫、白木もいるよな、ナニヲミタノカシラ…このシーン、最初は、もっと引きの構図だったようで(男の子が遠い構図で、周りの部屋の様子がもっと描いてあった)、没になったこの引きの原画も同時に展示してありました。他のシーンの、没の原画もあって、ふだんは絶対見られないので、嬉しいし、絵が日の目を見てよかったこういった、創作の裏側を知れるの楽しい。👻妖怪の絵本原画もありました。知らないのもあった京極夏彦さんとの第2弾。『あずきとぎ』夏休みの祖父の家での出来事。田舎の風景が素敵。どこか懐かしい。ロングショットというのか、かなり引きの構図が多く、誰の目線なのか気になるような絵。目線が低かったり高かったり。”あずきとぎ“の目線なのか…?遠くに小さく見えていた男の子が、大きく近く見えて目線が男の子に近くなると怖いですね…!✻絵本作家の内田麟太郎さんとのおばけ絵本もありました。内田麟太郎さんは、『ともだちや』など、数多くの絵本の文章を書かれています。以下2冊は参考。おばけ絵本。内田麟太郎×西村繁男内田麟太郎×山本孝ここでは、内田麟太郎×町田尚子の『おばけにょうぼう』妖怪たちが、怖いようでユーモラスで、不思議な愛嬌があって、魅力的です♡ほっかむりをした猫の白木もいます(笑)町田さんの描く、人でないモノ、猫や妖怪などの生き物(?)たちは、キャラクターデザインが優れていると思う。猫はモデルがいるとしても、妖怪はいないわけですが、リアリティがある。変化ヘンゲの前後(たぬきの花嫁道中など)も、不自然でなく、でもどこか人ではない感じ。「化物婚礼絵巻」をもとに、絵本化。おばけの夫婦が仲人を介して結婚し、赤ん坊が生まれるお話。意表を突かれて、面白いです。お嫁さんも、可愛い顔に化けているみたい。ホントの顔は…?表紙は化けている顔。全ページの原画があるわけではなく、また、原画なので文章はないので、絵本コーナーの絵本を読みました。最後の場面は、おばけが逃げ出していて、明るみに出るとはこういうことかと、ちょっぴり考えさせられたり。これは、文と絵があってこそですね。✻まだあります、妖怪絵本。『ざしきわらし』民俗学者柳田國男先生との組み合わせ!遠野物語より。文は安定の京極夏彦さん。この絵本では、これまでの妖怪絵本と画風が変わっています。細かく細かく描き込んだ描写から、ザッと筆を走らせたような描写が加わっていました。画風の変化の話は、またいつか。👻次は、風景の部屋「さくらいろのりゅう」「マッチうりのしょうじょ」「あずきとぎ」などから、美しい風景の原画の展示。町田さんによる創作民話。紫色から桜色のグラデーションの、山と空の景色が美しい。風景は、冬のヨーロッパの街並み。雪がちらつき、薄暗くて、寒そう。空想の部屋にあった、最期の天に昇っていくシーンも、天上の煌めきが感じられて美しかった。まだありましたが、割愛。あちこちのコーナーで、同じ絵本の違う場面が取り上げられていました。例えば、『だれのものでもない岩鼻の灯台』は、最初の猫コーナーと、この風景のコーナーにも登場。もちろん場面は違う。この絵本、お気に入り♡👻お次は、小動物の部屋町田さんのデビュー作がありました。✢一旦、ここまで。次回へ続く✢どんだけ書くのよ(笑)書き足りない(*゚∀゚)町田さんのおばけ絵本怪談えほん (3) いるの いないの (怪談えほん3)Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}京極夏彦の妖怪えほん (3) あずきとぎ (京極夏彦の妖怪えほん3)Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}ざしきわらし (えほん遠野物語)Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}おばけにょうぼう (こどもプレス)Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}おばけではないけど、化ける絵本たぬきの花よめ道中 (えほんのぼうけん 85)Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}おばけ絵本の、ひんやり冷たい空気で涼み、夏を乗りきっていきましょう