弦楽四重奏とか、ピアノカルテット、などはよく聴く機会もありますが、
弦楽三重奏を聴ける機会はなかなかなかったので
貴重なコンサートでした。
※弦楽四重奏(カルテット)は、
第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの編成。
今回の弦楽三重奏(トリオ)は、
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの編成で、ヴァイオリンが1人になります。
ちなみに、ピアノカルテットは、
弦楽三重奏➕ピアノ🎹
ピアノトリオはピアノ、ヴァイオリン、チェロの編成になります。
(他に弦楽五重奏、ピアノ五重奏などもあります。)
今回は、まずはヴァイオリンとヴィオラによる二重奏(デュオ)で、ハルボルセンのパッサカリアという曲から始まったのですが、
お二人のデュオの響きが素晴らしく、
始まりの最初の一音から
サロン中に美しい音が広がって圧倒されました。
まるで、光溢れる音のシャワーが降り注いできて
身体中に浴びている、みたいな感覚になりました。
それから、ベートーヴェン作曲の
ヴィオラとチェロのための二重奏曲『二つのオブリガート眼鏡付き』の演奏。
タイトルもユニークです。
眼鏡をつけなければ楽譜を読めない友人のチェロ奏者とヴィオラ奏者のために作曲された、と考えられているそうです(プログラムより)。
師匠のチェロもヴィオラの演奏も
こんなにも厚みのある音色が出るのか、と
これまた感動しながら聴かせていただきました。
それから、ドホナーニのセレナーデ、
パガニーニのヴァイオリンとチェロのための3つの協奏的二重奏曲第3番イ長調、
シューベルトの弦楽三重奏、
ベートーヴェンの弦楽三重奏と続き、
最後はアンコールでロシア民謡黒い瞳で終演。
はじまりからアンコール終わるまで、
ずーっと、いろんな光の音のシャワーを浴び続けているかのようなコンサートでした。
リアルな掛け合いも
前もって作っていた音楽ではなく、
その場の空気を感じて、
その時のお気持ちで表現されているのに、
他のお二人が見事にその音楽にのっていって
一つの音楽の流れになっていくのを聴いているのがとってもドキドキして楽しかったです!
ほぼ、知らない曲ばかりなのに、
全曲、ひきこまれました。
次々と奏でられていく音楽の深さ、楽しさ、掛け合いの絶妙さに感動したり、音色の美しさにうっとりと聞き惚れたり、、
本当に素晴らしいコンサートでした。
室内楽がこんなに楽しいなんて!
新たな音楽の世界が広がりました。
行けてよかったね!!
一緒に聴きに行っていた長女と興奮しながら帰ったのでした。
あんなにお客様に喜んでいただけるコンサートができるなんて、本当にすごいなぁ。。
さすがプロですね。
感動しただけでなく、
とても勉強になりました。
自分のコンサートに向けても、
もっともっと、深めていこう!と思いました。
何かをお届けできるように。
いらしてくださる方々に、来てよかったね、と、
少しでも喜んでいただけるように。
音楽は奥深くて、そしてやっぱり楽しいです♪
私はこれからもピアノを極めていこう、
と思っていますが、
師匠の素晴らしい演奏を聴かせていただいて、
やっぱりチェロも、もう少し上手に弾けるようになりたいなぁ、と思う夜でした。
これまで、コンサートといえば、
ピアノのコンサートだったり、オーケストラのコンサートに行く機会が多かったのですが、
室内楽もいいなぁ、と思いました。
皆さまも、もし、よかったら
これまであまりコンサートにいらしたことがなかった方々も、
たまには、音のシャワーを浴びに
コンサートにもぜひ、お出かけされてみてくださいね。
音は、振動、波動なので、
良い音楽に触れると、自分自身も整えられる気がします
それでは、最後までお読みくださいまして、
ありがとうございました。
皆さまの今日も、明日も、光溢れる素敵な一日となりますように。
自己紹介
東京都世田谷区で、脳の発達に合わせて、身体の構造にあった楽に楽しく弾けるピアノ奏法をお伝えしています。
お子さまからシニアの方まで、
ピアノで豊かな人生となっていただけましたら、と願っております。
(⭐︎現在カウンセリングはおやすみしております)
お気軽にご連絡くださいね