ワガコ、初めての泊まりのサマーキャンプへ。


昨年は、怖いから行きたくないと言っていたけど

今年は。どうしても行きたいと。


その成長にも驚きですが


昨夜は「明日起きられないと困るから」と

8:30には就寝し

目覚ましが鳴る前に起きて

私を起こすほどのやる気っぷり。


感心しました。驚きました。


そして少しだけ不安そうな表情はしていましたが


ハグをしてお別れ。


振り返るまい!と思いながらも

振り返ったら


笑顔で手を振ってくれたワガコ。


早速、隣の女の子(初めましての子)と何か話していました。


私はなんだか込み上げてきて泣きそうでした。


何か分からないんだけど 


どちらかというとワガコというより

母のことを想いました。


私も、行きたくない!と泣くようなタイプの

子どもではなかったから。


母もこんな感じで安心して預けていけたのかな


どんな気持ちだったのかな。


そんなことを想いました。



小学生の時は夏休みのほとんど

何かしらのキャンプに行っていました。


ドラム缶のお風呂に入ったり

竹を割って流しそうめんをしたり

テントで寝たり

焚き火でバームクーヘンを作ったり

英語漬けの生活になったり


本当に良い経験をさせてもらったと想います。


今ならそう思えるんだけど


小学四年生のころ

母と会える時間が少なくて寂しいこともあり


「どうせわたしが邪魔だから色んなところ行かせてるんでしょ!」


そんなことを言い放ってしまった日もありました。



だけどごめんね。


邪魔なわけないよね、今ならわかる。


私も今、ワガコがいないことの寂しさと同時に

仕事や自分に集中できる開放感もあって。


邪魔だなんて一ミリも思ってないけど

切り替えて、よしやるぞ!っと役者モードに

なっている自分もいます。


母親にならないと分からない感情がありますね。

人の想いは常に一つではなく複雑であると実感します。


そして何より仕事で一緒にいてやれず

寂しい思いをさせるなら

ワガコに楽しい経験をさせてあげたい。


それが一番。


私はそんな想いで5月ごろに応募と同時に予約して

一生懸命予約取ったり抽選に参加したりしたけど


きっと母も同じだったろうなぁと。


母の時代はインターネットもなかったし

どうやってあんなたくさんのキャンプや学校を

調べたんだろう。


習い事やキャンプはやっぱりいつも

母が見つけてきていましたからね。


ありがとうね。と


心の奥底から想うのでした。



また、別れ際には

当時の私が母にしてもらいたかったこと

言ってもらいたかったことを

ワガコに言ってみたりして。


ハグをして


「愛してるよ。あなたのことが世界で一番大切。

私もお仕事がんばるから、あなたも楽しんできてね。愛してるよ。離れてても一緒だよ」


と。


そう言うことで、

当時の私を抱きしめているような。

私の寂しさや怒りをなでているような。

そんな不思議な感覚になります。


自己満足かもしれないし

ワガコがどう思ってるかは分からないけど

私は,もっと言葉にしてもらいたかったから。

不安で寂しかったから。


小さな自分とワガコに

そう伝えてみてます。



さて、ワガコ。

帰りはどんな顔して帰ってくるかな。

役者モードに切り替えてると言いながら


今頃何してるかな?ご飯食べてるかな

友だちと楽しく遊べてるかな

熱中症になってないかな、、

 

そんなことばかり考えそう。


元気に帰ってきてくれることを祈って。


母親としてまた一つ貴重な経験をさせてもらってることに感謝です。







***出演情報***


8/26 昼公演が初日。

舞台「ハリーポッターと呪いの子」に出演します。

(トリプルキャストですので毎日は出演しません。)



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毎週日曜日19時〜EテレチョイスMC出演中




個人事務所「パレアナ」で活動しています。

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