自由が丘の駅前の再開発でなくなってしまった

お蕎麦屋さん



蕎麦好きの母とよく行ったお店で

なくなってしまったのが残念だったのだけれど


少しだけ離れたところに、新しく開店されたと聞いて行ってきました。


そこがなんと、私が娘を出産した産院の跡地で。


時代の変化を感じます。


母との思い出を想いながら

美味しいお蕎麦を味わいました。


母が亡くなって学んだことの一つに


大切な人を亡くした人の気持ちを想像するようになったこと。があります。


いつの時代も、どんな時も

大切な人を亡くした経験のある人がいて


たとえば


誰かが見たら「あなたらしくない」と思ってしまいそうなネックレスも

誰かからしたら「古くて使いづらそうなスーツケース」も


大切な方の形見かもしれない。


お蕎麦屋さんでボーッとゆっくりお蕎麦を食べてる人は、亡き母を想ってるのかもしれない。

(今日のわたし)


みんなそれぞれ色々なことを抱えながら生きてる。


目には見えない、他人が抱えてる想いを

全ては想像できなくても

そういう人がいるってことを気に留められたら


みんなが人に優しくなれるのかな、、




母との思い出のスーパーもご飯屋さんも

どんどん変わっていきます。

母はあの時で止まっていて

私だけが生き続けてるということが

時々どうしようもなく悲しくなるけど


でも、そういうもの。ですよね。



新しいお蕎麦屋さんも美味しいね。

ママなら、きっもつけとろ蕎麦でしょう。


誰にも聞こえない声で心で話しかける。


それだけで、ずっとずっと近くにいるような気持ちになる。