皆さんには青春時代に熱中したことがありましたか??
アイドルや歌手が好きだったとか
サッカーや野球にハマったとか。
私は小学校高学年から、中高時代に
どっぷり宝塚にハマりまして。
母が中学生時代から好きだった宝塚。
そろそろいいだろうと思ったのか
ビデオを見せてくれたのが小学生の頃。
実際に劇場に行ったのが中学生でした。
一瞬でどっぷりハマりました。
今でも劇場で感じた、全身の血が炭酸になったかのような身体の中から湧き出る高揚感が忘れられません。
先日、
タカラジェンヌさんたちの中でも花組と月組で活躍されていたOGの方々が勢揃いするコンサートに行ってまいりました。
宝塚歌劇花組月組100周年記念コンサートです。
私がハマっていた1990年代だけでなく、もっともっと前から活躍されていた方々も出演され、そして現役のタカラジェンヌも出演し、なんとも豪華な公演でした。
きっと宝塚に詳しく無い方にはなんのこっちゃな
話だとは思いますが
サッカーで言うならば
フィールドに
メッシやペレやジダンにロナウド、
中田英寿さんに本田圭佑さん香川真司さん、そこに三浦知良さん、さらに吉田麻也さんが集まって、久しぶりにサッカーやりまーす!ってボールを蹴り出してるようなものです。
もうね、お祭りです。
集まってご飯食べてるところを見るんじゃないんですよ。ボールを蹴るんですよ!!!
興奮しないわけないですよ。
血圧がググっと上がりますよ。
コンサートでは懐かしの名曲を次々に歌われて。
その歌声が現役時代が鮮明に蘇るほどほどの歌声。
花組さんにいたっては、当時CDを何度も何度も聞いていたので、前奏の演奏が始まっただけで大興奮。
私が一番ハマっていた真矢ミキさんの時代の花組さんたちが時を超えて当時の雰囲気そのままに踊って歌い出した時には、再び血が炭酸化する感覚が蘇りました。
そして、どうしても涙が止まらなくて。
私をこれだけ夢中にさせてくれる宝塚を教えてくれたのは紛れもなく母でして。
この世界に引きずり込んでくれてありがとう。と思ったり、私も宝塚にハマって嬉しかっただろうなぁと当時の母の気持ちになってみたり。
母が大好きだった真矢ミキさんがまた男役としてかっこよく歌い踊る姿を見せてあげたかったなぁ。どんな感想を話しただろう。きっと一緒に見にきただろうなぁ。
なんでいないの、、なんでいないのよ、、と
素敵なショーが続けば続くほど、嬉しく悲しく寂しく、でも有難く。さまざまな想いでいっぱいになりました。
そしてそのコンサートから数日経って想うのは
やはり感謝の気持ち。
大好きなものを母と共有できて嬉しかったし
私にとって「これを見てる時が本当に幸せ!どんな辛いことも忘れて没入してしまう」ものが今あるのは母のおかげです。
どんな辛いときも悲しい時も
これさえあれば大丈夫。
というものに出逢わせてくれたことに感謝です。
それはアイドルでも歌手でもサッカーでも野球でもいい。なんでもいい。
理由をうまく説明できないほど
全身で「大好き!!」と思える何かがあるって
強みだと思います。
それだけでなんとかなる。
まるで痛み止めの薬のように
宝塚は母との思い出と共に
私を癒してくれています。
久しぶりに熱中していたころの自分を思い出し
懐かしく幸せな気持ちになれました。
宝塚のスターさんたちが何年も何十年も繋がっているように、我々ファンも母から娘へと熱い思いが繋がっているのを感じます。
ワガコは、、、ハマってくれるかわかりませんが
いつか一緒に観劇するのが私の夢です。
そしてどんなことでもいい。
ワガコがどっぷり大好きになれるものを
一緒に探して行きたいと思います。