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春ですね。
公園にメジロがいましたよ。 
目が確かに白かったですよ。
こんばんは。大和田美帆です。

春は別れの季節。

まだワガコは保育園児ですし
私の仕事も転勤や移動がないので

1番身近な別れといえば、、、


「おかあさんといっしょ」の
だいすけお兄さんの卒業。


その別れの挨拶が
昨日テレビで流れました。


私ね。

子供の時は教育テレビが大好きで。

鍵っ子でテレビっ子でしたから。
それはもう長時間見てました。

おかあさんといっしょはもちろん
みんなの歌も大好きで結構大きくなるまで見ていたんです。私の時代はおさむお兄さん。
あの時、歌が好きになったことが今も歌っている理由だとしたら、歌のおにいさんって、なんて素敵なお仕事でしょう。


でもそこから、
子供を産むまでEテレはあまり見る機会がなくて。


よくニュースにあがっていた
「歌のお姉さん、お兄さん卒業!」という記事を読んでも、ピンと来なかったんです。そこに必ずと言っていいほど付随してくる「泣いた!」とか「お兄さんロス!」という視聴者の意見も、同じくピンと来なくて。(ピンと来ないって日本語おもしろいね)


でも出産しておかあさんといっしょを毎日見るようになって、その理由がわかるようになりました。
そして初めて経験する「お兄さん卒業」を前に
想像以上にショックを受けています。
想像以上に泣いちゃいました。 
その姿をきょとんとした顔で見つめるワガコ。

子供達よりもお母さんたちのほうが
寂しく思ってるかもしれませんね。


なぜなのか。なぜこんなに寂しいのか。

新しい感情が生まれた記念に書き留めちゃう。
(長くなるからね。興味ない方はスルーで。)


【だいすけお兄さんの卒業が寂しい10個の理由】


1、毎朝、日によっては夕方も含めて1日2回見ていた日もあるし、録画していたものも含めたら、他のどんな俳優さんやタレントさん、いや、下手したらオットよりも長い時間見つめていたから。


2、見始めたのがワガコが生後6ヶ月のころ。初めての育児と奮闘する日々の中でお兄さんの歌声が、張り詰めた心に音楽を楽しむ隙間を与えてくれたから。

3、ワガコがはじめて目と耳で触れた音楽(歌声)だから。

4、見始めた時からずっと、おかあさんといっしょさえ見ていれば、ワガコが楽しそうで嬉しそうで静かにしてくれるため、安心して家事をすることができたから。

5、とはいえ、私は歌が好きなので、家事はしないでほぼワガコの隣で、たまにワガコは見てなくても1人で見ていっしょに歌っていたから。

6、伸びのいい声、正確な音程、そして何より歌うことが好きなんだ。子供達に歌を届けたいんだ!という思いが伝わるお兄さんの素敵な歌声が、ワガコだけでなく私の癒しになっていたに違いないから。

7、本当に子供が好きなんだなとこちらに伝わってくる仕草や表情は、お母さんの心の扉をスッと開く力があるから。

8、お母さんは子供の笑顔が1番の幸せ。だいすけお兄さんのキャラクター「かぞえ天狗」は1歳のワガコにも大ヒットし、お兄さんの変顔でニコニコ笑うワガコを見ているのが幸せだったから。(もちろん私もかぞえ天狗のキャラ大好き)

9、母がはなまるマーケットを卒業するときも寂しかったけれど、何が違うって、歌のおにいさんは既に後任が決まっていてただの卒業だけでなく、それまで9年間もいた場所を後輩にバトンタッチをするという切なさがあるから

10、引退ではないにしろ、あつこお姉さんはじめ、おかあさんといっしょのみんなと歌い踊る姿も、子供達に笑いかける優しい笑顔ももう見られないのが寂しいから。



他にもたくさん。


なぜ世の中のお母さんたちが
歌のお兄さんやお姉さんロスになるのか。

自分がお母さんになってみて気づきました。

昨日の放送でのお兄さんの挨拶を見て「あ!そっか、これ、子供向け番組だったんだ!」と思っちゃうほど、がっつり、私が楽しんでいる番組。

「おかあさんといっしょ」は子供番組でありながら、おかあさんもいっしょに楽しめる番組なんですね。

だいすけお兄さんのキャラがまたそうしてくれてるところもあるかもしれないけれど。

子供が小さいうちは
テレビの中のお兄さんたちを見て
こうやって話しかけたらいいのかな。とか
こんな歌が子供は好きなんだな。と番組に教えてもらったりして助けてもらってまた育児が頑張れる。そして見てもらってる間に家事ができるから助かる。(時間帯が明らかに家事に合わせてくれてますよね) そんな番組。

少なくとも私にとってはそうでした。


だから普通は役者さんに対してファンです!とか大好きです!っていう思いがあると思うけれど、

だいすけお兄さんには

ありがとうございます!って感謝の言葉を言いたくなっちゃう。


実は先日とある場所でお兄さんをお見かけして。

思わず駆け寄って、一応同業者なのに、もうただの「母親」になっちゃってドキドキしながら声をかけたのだけれど。

やっばり出て来たのは感謝の言葉。
「いつも有り難うございます!本当にお世話になってます。」って。

言わずもがな、その時の対応もテレビのままで
優しくて最高に素敵な笑顔で接していただいて。

ただただ脱帽です。

歌のお兄さんは
こどもたちの希望で夢で、
憧れ、楽しみであり、喜び。

まさに私はおかあさんといっしょのおかげもあって
歌が好きなり、歌い続けています。  

私たちミュージカルをやっている人間や、歌い踊ることが好きな人間以外は大人になると恥ずかしさや抵抗があると思うけれど、おかあさんといっしょを見ていると

小さい頃は男も女も関係なく
みんな歌うことや歌に合わせて身体を動かして踊ることが好きなんだなって確信できる。

いつしか歌い踊らなくなるけれど
初めはみんな好きで好きで仕方なかったんだなって。
(中には、そうじゃない子もいると思うけど)


私は未だに、小さい頃見ていた
おさむお兄さんの歌う姿を思い出します。
そしておさむお兄さんは今も素敵な歌を生み出して子供達に届けてくれてる。(良い歌ばかり!)希望で居続けている。それってとんでもなく素晴らしいことだと思います。

だいすけお兄さんはこれからどんなお仕事をしていくのかな。私なんかに未来を語られたくないだろうけど、個人的にはミュージカルの世界に戻って来てほしいなぁ^_^  絶対見にいく!

ワガコはおそらく、6ヶ月から1歳半まで見ていただいすけお兄さんよりも新しいゆういちろうお兄さんの記憶が残るでしょう。(私もたのしみ!)

でも私が1番育児に奮闘して いたとき(これからも奮闘すると思うけど)、助けてくれただいすけお兄さんのことも覚えててほしいから、撮りためてる番組、まとめてDVDにしよう!(買わないのかーい。笑  いや、買います。たぶん買っちゃいます。私のために。)


だいすけお兄さんが出るという5月のコンサートは抽選ではずれちゃったので、、、土曜日の最後の放送をしっかり見届けます!!

そして一新されるおかあさんといっしょを
これからも見続けます!


熱くなって長く書きすぎちゃった。



とにかくだいすけお兄さん
9年間お疲れ様でした!本当にありがとうございました!!それが言いたかっただけー!!